15日目(7月25日 木)


クロパーニ → マテーラ
下線の引かれた文字をクリックすると別ページに移行します
本文の写真をクリックすると大きな写真に変り
写真をもう一度クリックすると元に戻ります



本日の行程地図




今日は此処から洞窟住居跡のある
マテーラ迄寄り道せずに行きます



クリックで拡大します


8時になり朝食食堂へ出かけ
朝食を頂きます



クリックで拡大します


たっぷりのハムチーズ
パンジャムコーヒー等の
簡単な朝食ですが意外と美味しい



クリックで拡大します


部屋に戻り荷造りを済ませ
出発準備が完了しました

最後に宿の主の希望で
家族全員で写真をり
別れを告げました



当初の予定では
クロトネの町を通りアドリア海沿いに
マテーラに行くつもりでした

ところが宿の主によると
この道は多くの町の中を通過
かなり到着が遅くなる

それよりも元来た道を戻り
高速道路を使っていく方が
到着が早いと言う事です

少し迷いましたが
到着が遅くなるのは困るので
彼の言葉に従う事にしました



クリックで拡大します
宿の付近は景色がよいから
少しドライブしてみたらと
出発前に言われました

そこで宿より少し北へと走り
高台で車を停め辺りを見ると
イオニア海を望む素晴らしい風景



クリックで拡大します


この辺りは一面のオリーブ畑
田舎ののどかな風景が広がっています



クリックで拡大します


暫く美しい景色を堪能し
昨日走ってきた道を戻り
マテーラを目指します



クリックで拡大します


道は空いていて走りやすい



クリックで拡大します


ティレニア海の美しい景色を
眺めながら北上します



走ること5時間以午後3時過ぎ
やっとマテーラの町に到

旧市街は車の制限があり
以前走る事が出来た宿までの道も
進入禁止になっていました

どうすればいいのか分からず
進入禁止の標識の前
おろおろしていました

住人の一人が
宿泊するなら入っても大丈夫
というので恐る恐る宿の前まで
車に乗っていきました



クリックで拡大します
今夜宿泊する
L Templari di Alberona到着

車を降り宿の主に電話
待つこと15分やっと
女主がやってきました



主の説明を受け荷物を部屋に入れ
ここで車を止める事は
禁止だということで
主の先導で新市街の大駐車場

駐車場まで案内した主
自分の家に帰っていきました

駐車場から歩いて宿へ帰る途中
交通標識を良く見てみました

すると宿の前の道も
午前10時から夕方4時まで
通行禁止になっていました

良く標識を見ず
住民の言葉を真に受け約20分間
その中に入ってしまったのです



標識をよく見なかったせいで
10か月後2020年6月
イタリア警察から手紙が来ました

何だろうと開けてみると
手紙はイタリア語で書かれており
進入禁止違反罰金請求でした

金額は5000円位です

銀行振り込みかもしくは
カードで支払いと書かれてあります

振込だと手数料がいるので
カードで支払う事にし
書かれてあったサイトを開けました

ところがカード払いの仕方
イタリア語で説明のうえ
イタリア警察独自の用語があったりとかで
支払い場面まで到達しません

2~3日ああでもないこうでもないと
必死になり画面と取り組みました

そしてやっと支払う事が出来た
というおまけが付いて来てしまったという
喜ばしくない後日談がありました



駐車場から10分ほど歩いて
部屋に戻り一息つきました


B&Bは宿泊予約の際詳しい説明がなく
毎回到着してからあたふたしてしまいます

今回も駐車場のことを聞いたのですが
宿より500メートル離れた所にある
としか聞いていませんでした

そこでグーグルマップで調べ
勝手に旧市街の
谷沿いの道路の一角にある
駐車場だと思っていました

その道路は最近時間によっては
進入禁止になっているなんて
思いもつきませんでした



クリックで拡大します 部屋のテラスからは有名な
洞窟教会が目の前に見えました

前の広場では大勢の人
野外劇場を組み立てています

明日の夜から野外オペラがあり
舞台の設営をしているそうです



この宿はオペラ鑑賞するには
無料で見られる特等席なんです

もう一日早ければ
目の前で見られたのですが
残念ながら明日の朝には
ここを出なければなりません



クリックで拡大します

部屋で一息着いた後旧市街
ざっと歩いて回ります

宿を出て直ぐ目の前の
道から見た洞窟教会
マドンナ・デ・イドリス教会



クリックで拡大します


川を隔てた向こうの丘の
岩肌に幾つもの洞窟が見えます

これは遥か昔の洞窟住居跡



クリックで拡大します


丘の岩肌に掘られた洞窟跡
無数に点在しています



クリックで拡大します


向こうの丘とこちらの間の深い谷底には
細い川が流れていました



クリックで拡大します


に目をやると
サッソカヴェオーソ地区の
上の方に新市街があります



クリックで拡大します

まずは
サッソ・カヴェオーソ地区から

岩盤の丘にできた町なので
迷路のようにつながった階段
上がっていかねばなりません



クリックで拡大します


真夏の太陽の日差しが
容赦なく降り注ぎ歩くたびに
が噴き出てきます



クリックで拡大します


少し休憩して後ろを振り向くと
洞窟協会がみえました



クリックで拡大します


ドゥオーモを目指し
どんどん階段を上っていきます



クリックで拡大します 洞窟住居は生活には不便
どんどん人が住まなくなり
廃墟の町になりかけていました

このままでは町がつぶれる
空き家の住居に店や宿を作り
観光客を呼び込んで
今の賑わいになったそうです



クリックで拡大します


丘の上に建つ町のシンボル
ドゥオーモに到着しました




クリックで拡大します


内部は大変煌びやか
装飾が施されています



クリックで拡大します


内部の一角の地下では
採掘調査が行われていました



クリックで拡大します


ドゥオーモを出て直ぐの広場から
サッソ・ヴァリサーノ地区を
一望する事が出来ます



クリックで拡大します


ここからヴェネト広場へと
少し歩いてみます



クリックで拡大します


建物の2階部分が繋がり
1階部分がトンネルになっている
住居がたくさんありました



クリックで拡大します

この辺りからもヴァサリーノ地区が
美しく見えました

傾いた太陽の光
建物をキラキラ照らしています



クリックで拡大します


ヴェネト広場に出てきました
ここからは新市街地区です



クリックで拡大します


一応旧市街をざっくり歩き
疲れたので宿に帰ります



クリックで拡大します


旧市街の中はどこを歩いても
不思議な魅力を感じます



クリックで拡大します


宿はすり鉢状に位置する為
帰りはもっぱら階段を下り
ひたすら歩きます



クリックで拡大します

観光客の多くがマテーラの雰囲気を
楽しんでいるように見えました



クリックで拡大します


洞窟教会が見えてきました
宿はもうすぐそこです



クリックで拡大します

宿の近くにある
教会前広場に着きました

一旦部屋に入って汗を流し
洋服を着替える事にします



今日はマテーラの旧市街の中の
宿から歩いて3分ほどの場所にある
☆レストランで夕食の予定です



クリックで拡大します


8時前に宿を出てレストランの
すぐ近くまで来た時
向こうから何やら祭りの行列
らしき一団がやってきました



クリックで拡大します 行列を避けて歩こうとした所
祭りの関係者に歩くのを止められました

もダメ動くのもダメ写真もダメ
と言われじっとしている他ありません

その後変装した人々を乗せた
軽トラックがやってきました

何事が起ったのか全く分かりません



その後軽トラックに乗っていた人々が
軽トラックから降りてきて
私たちのいる広場の一角で芝居をしだしました

イタリア語で話しているので
を演じているのかさえ分かりません

我慢して10分以上待っていると
お芝居が終わったのでしょうか
再び軽トラックに乗り行ってしまいました


ひょっとしたら明日から始まる
野外歌劇の前夜祭だったのかもしれません



クリックで拡大します


今晩夕食を食べるつもりの
Vitantonio Lombardo
前で足止めを食らってしまいました



クリックで拡大します

ほんの少し予約時間に遅れました

しかしイタリアでは大半の人
夕食時間は9時を過ぎてから
私たちが一番乗りでした



クリックで拡大します
美味しい食事に大満足し
シェフに見送られ
幸せな気分で宿に戻ります

宿の前の教会はライトアップされ
幻想的な雰囲気が
醸し出されていました



明日はアルベルベッロなど
有名観光地を幾つか観光してから
オストゥーニの村へ行きます



前の日の旅へ プロローグに戻る 次の日の旅へ


HPトップに戻る