6日目(7月18日)


ピトッポリーからインバネス近郊まで


今朝は昨日の雨が止んでいました

朝食をする為レストランに降りていくと
レストランの入り口に置いてある大きなジグソーパズルに向い
お年寄り夫婦が一生懸命 残りを挑戦しています

スコティッシュブレックファースト
朝食はブッフェ そして卵料理はオーダーで
イングリッシュトーストの好きな私はついパン追加してしまいます

食事が終わりふと見るとジグソーの前に誰もいません
   チャンス!!

座って残った部分の続きをしていると
側を通る人が皆声を掛けてきます

『この部分は私がやったのよ』『だいぶ出来上がってきたねぇ』
など、、 皆 昔からの友人のような感覚です




主人に『時間が無くなるよ』と言われ しぶしぶ部屋に戻り
今日立ち寄るところを検討しました



ウール工場 側面 昨日のウィスキー蒸留所も未練が有り考えたのですが
見学ツアーに入ると午前一杯は掛かってしまいます
悩んだ末諦めました

バルモアー城を見てラダーヒルの景色の良い道を走り
小さな城を見学しその後ウィスキー街道に入って
もし時間があれば何処かの工場見学をしてホテルへ

と考えていましたがスコットランドパスを多く使いたいと思う欲で
ホテルから近いウール工場跡も観光に加えました

それでは出発です



ウール工場  1時間もしないうちに工場跡に到着しました

産業革命の時には大変な賑わいだったようですが
今は余り観光客もなくひっそりしています
庭のバラだけは賑やかに咲いていました

規模の大きさで当時の産業革命の勢いが想像されます

バラが満開の庭 ウール工場

ヒースが咲き始めた丘


一通り見学したのでに向かいましよう

此処からバラモラル城まで暫く小高い丘が広がる道

何だか丘が薄っすらとピンク色に染まっています

辺り一面ヒースの花が咲き始めていました

場所により丘が綺麗なピンクになっていたり
まだ花が咲かず茶色だったり、、、
まるでパッチワークのようです



ヒースが咲き始めた丘



うっとりしながら眺めていると
ある一角随分咲いている所がありました

早速車を止められるところで写真を パチリッ!!



パッチワークのようなヒースの丘




バルモラル城門


少し進んでは車を止めまた綺麗と言っては車を止め、、

なかなか先へ進みません

バルモラル城まで行くのに随分時間が罹りました

わき道に入り細い橋を渡って到着です

此処はスコットランド観光パスには入っていず
料金を払って入ります


バルモラル城

この城はヴィクトリア女王が購入して
イギリス王室の夏の別荘になったそうです

森のような広い広い庭園を歩いて行くと
突然広い庭の中にが現れました

バルモラル城の花



バルモラル城



王室の別荘で庭が広大なので

もっと大きな城を想像していました

ところがこじんまりして 小さく可愛い城でした
未だ利用しているので中に入れません

バルモラル城



ヒースの花盛り

バルモラル城を後にして少しわき道に入ります

この道はラダーヒルの真ん中を通り
素晴しい景色が続きます

丘は一面 ヒース ヒース ヒース です
見渡す限りヒースが生い茂っています

ヒースの花



ヒースの丘


あと2週間ほど遅ければ
もっともっと丘が紫一色に染まるのでしょうが
場所によると未だ茶色のまま、、、

ヒースの花盛り


ヒースは8月が花盛りで
その時はイギリス人の多くが遠くからでも見に来るそうです

ヒースの花盛り
まるで日本人が桜を愛でて花見をするのと同じですね

ヒースの丘



ヒースの丘が余り綺麗だった為のんびりドライブして遅くなりました

小高い丘にあった城
途中でスコットランドパスで見られるがあります

行くつもりで駐車場に車を止めて城をみると
かなり坂道を歩かないと行けないようです

主人の『やめよう』の一言で写真だけ、、、

歩くのが嫌いな主人には困ります


ダフタウン
暫く走ってウィスキー街道の中心の町
ダフタウンに着きました

此処のインフォーメーションで
ウィスキー蒸留所の見学できる所を調べました

時間が気になりましたが駄目もと
マッカラン迄出かけました
やはり見学ツアーは時間切れ駄目でした

仕方なく試飲だけして2本購入しました

日本に帰ってから調べると日本の安売り酒店の方が安かったのです
タックスリファンドしても日本のほうが安いです

フランスでワインを買ったときもやはりそうでした
もう海外でお酒は二度と買わないと思っていたのですが、、、またやっちゃいました。。。


ホテルへ


だいぶ寄り道をして遅くなりました

そろそろホテルに向かいます

ナビをホテルの住所に合わせていざ出発

ナビがホテルの場所を示しているのにホテルが見当たりません

細い細い田舎の道です

見落とすはずがないと思いましたが見つかりません

同じ道を言ったり来たりしていると村の人が「どうしたの」と尋ねてきたので
ホテルの名前を言うと「ああ、あそこよ」と教えてくれました

何とホテルは道よりほんの少し奥まった所にあったので看板を見落としていたのです

今日のホテルTigh na sgiathにやっと到着です

最初ネス湖に行くのにインヴァネスの市内でホテルを探していたのですが
何気なく検索をしていたらこんなマナーハウスを見つけました

スコットランドのホテル評価で何度も受賞していて食事も賞を取っています

小さな小さな村の片隅にちょこんとあるマナーハウスです
栄養たっぷりのチャーミングな女主人が「日本人初めて」と大歓迎をしてくれました

内部のインテリアも彼女の趣味が生かされていて素敵です

部屋で旅の疲れを取り 着替えて夕食に出かけました
夕食と朝食の部屋が分かれていてインテリアも随分違えてあります

今日は満室で宿泊者の多くが若いカップル
料理は受賞暦があるだけに美味しいものでした

明日は一寸わくわく、、ネス湖に向かいます


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