11日目(7月22日 日)


モレミ動物保護区のロッジ → セントラルカラハリ動物保護区のロッジ
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本日の行程地図




今日はセントラルカラハリまで行きます

朝食を済ませた
チーフマネージャーから
カラハリまで行く方法について
新たな提案がありました

彼女は昨夜あれから色々な方法
考えてくれていたようです

彼女によると
セントラルカラハリの入り口で行き
その後その入り口付近に車を駐車
迎えに来てもらるよう
ホテルに連絡すればよいとの事

ここから公園の入り口までの道は
彼女が一番安全だと思う道を
地図に書いてもらいました

この案を採用すれば
セスナを利用する必要はないので
無駄に30万を使う事も有りません



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少しぐずぐずしていた為
出発が遅れてしまいました

一昨日車を停めておいた
公園入り口まで送ってもらいます



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ガタガタ道を走り
公園入り口を目指します

動物の声は聞こえても
残念ながら見つけられません



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やっと公園の入口到着

一昨日の女性が出てきて
ちゃんと見ていたわよ
言われました

運転手と彼女にお礼を言って
車に荷物を積み込みます



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予定していた時間より
かなり遅れたので急ぎます

おや前方に動物の影が



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キリンが一頭
朝ごはんを食べていました



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またまたキリンがいます
しかも2頭もです



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道路の真ん中に居座り
なかなか動きません

急いでいるので
イライラしながら待ちます



1時間ほど走り11時ごろ
マウンの町に出ました

此処で給油をし
日本から持参した食材で軽く昼食

マウンの町の中のどこか
今晩のホテルの案内事務所があるようです

事務所に行って公園入り口まで
迎えに来てくれるかどうか
聞こうとしましたが
場所がはっきり判りません

時間がどんどん遅くなるので諦め
直接公園まで行く事にしました


迷っている間にまた時間の
無駄遣いをしてしまいました

大急ぎで目的地を目指します



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急いで走っていると前方
車が何台も停まっています



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何事かと思ったら例の
消毒薬に車を漬ける例の場所

順番を待って消毒終了



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また時間を使ったので
スピードを上げ走ります

前方でダチョウが2羽
道路を横切っていきました



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ラコプスの村の手前で右折

此処からはオフロード
しかもかなり悪路
すれ違う車も全くない



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悪路を走る事約1時間
やっと公園入り口が見えました

時刻はすでに3時半



公園の管理室に入り手続きをし
その後管理人に事情を伝えました

すると彼は私たちの車を見て
この車でホテルに行くのは
全く問題ないと言います

念の為にホテルに
電話をして確かめると言い
中に入っていきました

ホテルでも大丈夫との返事で
この車でホテルまで行く事にしました



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ホテルから教えてもらった
公園の中の道を走ります

道の轍はそれ程深くない
走っていても草を擦る音
軽くするだけです



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最初に走る予定だった道路の続きが
柵の向こうに見えます

よく整備をされていて
何の問題もなさそうです

この道を走って公園まで来ていれば
此処まで1時間早かった



ホテルからメールで教えられた
曲がり角までもう少し

曲がり角だと思われる場所
一人の男性が立っているのが見えました

近づいてみると彼はホテルの従業員
わざわざホテルから
迎えに来てくれていました



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挨拶を交わして
彼の車について走ります



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走っているとがどんどん
深くなる場所が出てきました

車の下からは砂地
ガリガリと擦る音がします

時折車の走り方
になりだしました



突然先導車が停まったので
こちらも車を停車しました

彼が車から降り
こちらにやってきました

この辺りは轍が深いので
注意して走るようにと言い
車に戻り走りだしました

私達もエンジンをかけて
走ろうとしましたが
車輪が空回りをして動きません

エンジンを停め
車から降り様子を見ると
なんと車は轍の上に乗っていて
タイヤは空回りしています

これでは車は動きません

今迄は惰性でなんとか動いていたのが
停車した為動かなくなったのです

その様子に気づき
彼が戻ってきました

彼はしばらく考えた
自分の車を私たちの車の後ろに回し
ロープで二台の車を繋ぎました

車をバックし後方の轍の浅いところ迄
引っ張ろうという作戦です

主人が車に乗り込みエンジンをかけ
合図とともにバックにギアーを入れました

数度挑戦した後
物凄い音と共に車が後ろに動きました

エンジンを停め車の様子を見ると
前のバンバーが半分外れています

これではこのまま車を
動かす事が出来ません

彼はホテルに電話をして
応援を頼みました


待つ間に日が暮れだし
辺りはどんどん暗くなってきました

時折動物の鳴き声がするだけで
静まり返っています


待つこと1時間近く
辺りが暗くなった頃
やっと応援の車がやってきました

彼らは持って来た道具
バンバーを応急処置してくれました

すっかり暗くなったので
私達の運転で宿に行くのは危険

案内してくれた彼が私達の車に乗り運転し
応援の2人が他の2台の車に乗り宿


真っ暗の中走ること1時間近く
やっとロッジ到着

もう時間は8時を回っています

下ろす荷物を伝えて部屋に運んでもらう事にし
とにかくロッジの中に入りました

中では夕食の真っ最中
挨拶もそこそこに食事をします


傷んだ車はこの宿にある修理工場
帰るまでに修繕してくれると言う事

食事を終え部屋へ案内され
やっと落ち着きました


今日は凄い経験をしてしまいました
しかしどうにもならない事態に陥らず
良かったと考える事にします


明日は四国より広いこの公園で
ゲームサファリを午前と午後の
2回楽しみます



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