10日目(7月20日)


サン・ドミンゴ・デ・ラ・カルザダ から ソス・デル・レイ・カトリコまで
(191KM)


このホテルはスペインでも有数ワイン産地
リオハ地区のに位置しています

せっかくだから次の宿まで
リオハの葡萄畑を見ながら走ることにします

小麦とぶどう畑


ワイナリー見学の予約はしていないので
とりあえずのんびり走る事にします


チェックアウトを済ませ
先ずはリオハ地方の主都
ログローニョ

ワイナリーが集中している辺りを目指します

しかし不思議な事に葡萄畑が少ないのです
小麦畑の中に葡萄畑が点在しています



リオハ郊外




他の国で見たワイン産地では
一面の葡萄畑が広がりますが
ここでは小麦畑のほうが多いのです


何となくイメージしていたのと違うので
拍子抜けです

リオハ地域は広いので
小麦も多く作られているのでしょうか




リオハ郊外


この辺りもワイナリーの多い場所ですが
こんなに葡萄畑が少ないのです


此処も小麦畑が広がっています

市内の中心にあるワイナリーに行ってみました

しかし、、
門扉が硬く閉じられ人の気配がありません

郊外に行ってみる事にします



積み上げられたワインの樽


村の外れに小さなワイナリーを見つけました

敷地にワイン樽
いっぱい積み上げられています

裏庭の方に回って見ましたが
全く人の気配がありません

どうもお昼休みのようです

ここも見学をする事は無理のようです

予約をしておけば、、と
ちょっぴり後悔




高速から見えるワイン畑


ワイナリー見学を諦め
ミシュラングリーンお勧めの
修道院へ行く事にしました

此処からサラゴサ方面に伸びる道の途中
その修道院はあります

高速を走らせていると
一面の葡萄畑が左右に見えてきました

この地域の方が
ワイン作りが盛んなのでしょうか?





途中で高速を降り田舎道に入ります

暫く走ると修道院への看板がありました

モナステリオ ヴェルエラ



モナステリオ ヴェルエラに到着です

広い駐車場には車がたった2台だけ

閑散としています

モナステリオ ヴェルエラ入り口




手入れの行き届いた庭


せっかく此処まできたのだからと
チケットを買って中に入ってみました



見学者は誰もいません



はよく手入れされていて大変綺麗です

木陰の涼しさが心を和ませました




礼拝堂




中に入ると急に賛美歌が流れてきました

どうやら人を感知して音楽を流しているようです

大変立派な礼拝堂です
しかし人気が無くひっそりしています



中庭を取り巻く回廊


回廊に出てみました

大変素晴しい彫刻が施されています

彫刻を通して入ってくるの中庭の光
なぜか神秘的に感じました


素晴しい彫刻




素晴しい建物をゆっくり見学でき心豊かな気分になりました

モナステリオのに出ると
同じ敷地にワインミュージアムがありました

やはりこの地域
ワイン産業にを入れているようです

だから葡萄畑が多かったのでしょう



ずらっと並んだ風車



そろそろ今日の宿方面へ向かいます
先程の高速道路を引き返します


この地域は風邪が強いのでしょうか?

すごい数の風車が小高い丘に
ずらっと並んでいました





また葡萄畑



高速を降り国道へ入り
オリテの町を通り過ぎました


この辺りも葡萄畑が広がります



のんびりとした風景




これから暫く
平坦な牧草地が続きます

サングエンサまで向かう途中に
景色の良さそうな場所を地図上で見つけました

寄り道してみる事にします




坂の途中で見た絶景



脇道にそれた途端
急に上り坂の険しい道になりました



どんどん山道を登っていくと
眼下に渓谷が見えてきました

晴れていると素晴しい景色なのでしょうが
残念ながら今にも降り出しそうな雲行きです



小さな村


道の終り
小高い丘の上に小さな村がありました

ウユヘと言う名の村です


古い民家が寄り添うように建っています

民家をすり抜け
細い細い道を車で登っていきました

すると。。。




村の先にあった城



丘の頂上にお城がありました

入ってみようと車を降りた途端
物凄いです

時間を見ると夕刻近く閉館寸前

これから今日の宿まで未だかなりあります

入館を諦め宿に向かう事にしました




土砂降りの中 車を走らせ
一路宿に向かいました




ソス デル レイ カトリコ村



やがて小高い丘
小さな集落が見えてきました

今日の宿
パラドール ソス・デル・レイ・カトリコ
です

車をパラドール前に止めた途端
台風のようなの出迎えを受けました


村の小道


風雨が止むまで暫く
部屋でのんびりせざるを得ません

半時間ほどすると
雨がぴたっとやみました

早速 村を散策です

屋根に積もっていた鳥の糞が雨で流され
歩いていると糞の臭いが鼻を就いてきます


村の風景


村は丘の上にある為
何処も急な坂道です

趣きのある建物が旅情をそそります


この村は人気があるのでしょう
多くの観光客
村の散策を楽しんでいました





細い路地




迷路のように入り組んだ村の道

急な坂道


歩くのも結構大変です




迷路のような小道



村の中に一軒のバールがあり
いろんな国の若者が
一緒にお酒を飲みながら
わいわいと楽しそうに話をしていました

どうやらこのには
あまりはなさそうです


土産物屋も見つかりませんでした






教会上からの景色



村の教会の屋上に行きました


此処からは村の様子がよく判ります

たったこれだけの村
本当に小さなおとぎの国のような村です



反対側の景色


反対側を眺めるとこんな感じです

先ほど通って来たが見えました

この村の散策は坂が多い
主人がもう帰ろう、、、と言い出しました

パラドールに戻ることにしました


この村は先ほど見つけたバール以外
食べる所もなさそうなので
夕食はやはりパラドールでする事になりました


レストランは上階にある為良い景色が望めます

丁度夕日が沈む時間

雰囲気の良い室内で
夕日を見ながら気持ちのよい食事となりました

明日はピレネーの麓の村
ビエルサに向かいます

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