11日目(7月20日 日)


クラクフ滞在
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



今日は午前中に世界遺産
ヴィエリチカ岩塩坑へ出かけます



クリックで拡大します 7時前に部屋の窓の真下にある
朝食用レストランを見ると
スタッフが朝食の用意をしています

そろそろ朝食の時間
レストランへ行く事にしました

料理はビュッフェの他に
好みの卵料理をオーダー可能

主人はオムレット
私は5分茹での卵を注文



朝食の最中レストラン
日本人夫婦に出会いました

彼らはこのホテルで5泊の予定で
昨日岩塩坑へ出かけたそうです

岩塩坑の事を訪ねると
まあまあよかったとの事でした

そして昨日土曜日の夜
中央広場では皆が大騒ぎして
面白かったと話してくれました

私たちはその頃
このホテル食事をしていました

土曜日が賑やかだとは知らず
その様子を見られず残念でした


これ以上話をしていると
出かけるのが遅くなります

話を切り上げ彼らと別れ
部屋で出かける準備を済ませ
9時前にフロントへいきました

スタッフにホテルまで車を持ってきでもらい
岩塩坑へ向けて出発です



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9時半
大きな駐車場に着きました

此処は市民の公園になっています

適当な場所に駐車し
広い公園内を歩いて
岩塩坑の入り口へ向かいます



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広い公園を歩くこと数分
岩塩坑の受付に来ました

大勢の人がチケット売り場
並んでいます

ツアーチケットを2枚購入



見学は2時間ツアーのみです

外国の言語は
英語 フランス語 イタリア語 ドイツ語

ポーランド人は随時入場できますが
他の言語を希望の人は
15分おきのツアーを待たねばなりません

英語は30分毎に遂行
他の言語は90分毎に遂行です

希望の言語立札の前で並び
時間が来るのを待ちます



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9時45分からイタリア語ツアー
あと3分で出発です

昼からはクラクフに戻り
市内観光の予定なので
出来るだけ早く見学したいのですが
イタリア語では理解できません

仕方なくその15分後出発
英語ツアーに参加する事にし
我慢して待ちました



やっと10時になり
建物の中に入りました

ここで英語のツアーガイドから
胸に張る番号シールイヤホン
渡されました

私達のツアーは8番
イヤホンボタンの8を押して
彼女が喋る英語ガイド
イヤホンで聞けるようにします



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いよいよ出発

彼女の後を歩き階段を降ります

ぐるぐる回りながら
階段を降りるのですが
なかなかストップしません

何処まで下に下りるのでしょう



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やっとストップ

この場所は地下63mの深さ
地下17〜18階位でしょうか



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彼女の後に付いて
細く暗い通路を歩いていきます

岩塩坑には数多くの部屋のような
あなぐらが作られています

此処はコペルニクスの間

コペルニクスも此処を見学したそうで
その記念に作ったです



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ヤノヴィツェの間

キンガ女王の伝説を
モチーフにした像があります

説明は忘れてしまいました



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坑道のへと行く途中
天井近くで見つけた岩塩

多くの観光客が手で触り
その指をなめていました

主人もやってみたのですが
余り塩辛くなかったそうです



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此処は焼き場

この場所で危険なメタンガス
発生を確認するそうです

ガスが岩塩坑全体に充満すると
大惨事になってしまいます

当時の点検の様子
再現しています



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天井から落ちてきた塩水
塩だけが固まって天井にくっつき
氷柱の様に垂れ下がっています

鍾乳洞はカルシウムですが
ここではです



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こちらは16世紀ころの
岩塩を運び出す様子



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カジミエシュの間に来ました
かなり広い空間です



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当時は運搬の役目
がしていました

地下63m以上の深い場所から
地上に塩を運び上げるには
しかなかったようです



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ビスコヴァ スカワの間

17世紀に造られた
へと延びる長い長い階段です



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どんどん下へと降りていきます

ゲーテショパン
岩塩坑を見学したそうです

彼らもやはり
この階段を降りたのでしょう



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下へと続く階段の途中
見上げた階段の様子



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塩水を別の場所まで移す水路
今は水はありません



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階段を下から見た様子

17世紀に造られた
美しい木組



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クネグンダの間

これらの妖精は19世紀
観光客用に作られたもの



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安全を祈って19世紀に作られた
聖十字架礼拝堂の聖母子像



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同じく聖十字架礼拝堂

マリア像と向き合って
キリスト像がある



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この坑内のハイライト
聖キンガ礼拝堂

此処は101.4mの深さ

此処で暫く休憩です



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この壁面を利用して
岩塩坑の成り立ちなどの
ドラマが上映されます



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ドラマを見終えて次は
バロンチの間

深さ9mの小さな塩湖です



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ミハウォヴィツェの間

17世紀に造られた
幾何学的な美しい木組み



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ピウスツキ元帥の間

塩湖を眺めていると
19世紀此処を見学に訪れた
ショパンの曲が流れてきました



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スタシツの間
深さ124.7mの場所

此処は最も天井が高く
土産物屋トイレもあります

此処でガイドツアーは終了

出口までの説明を受けたのち
あとは自由行動です



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出口に向かう途中で見かけた
地中のレストラン



言われた通り歩いていくと
ツアーの人達専用
地上へ続く通路のゲートがありました

地上までは専門のガイド
誘導してくれます

地上へ行く希望者集まった時点で
彼の後を黙々と歩いていきます

ガイドはかなり早く歩くので
見失わないよう必死で歩いていきます

網の目のように道が分かれている坑内
彼を見失うと大変です

必死で歩くこと15〜20分ほど

やっと地上に出るエレベーターがありました

高速エレベーターに乗り
あっという間に地上に出ました

無事外には出たのですが
最初の場所とは全く様子が違います



クリックで拡大します ここはどこ??浦島太郎状態です

入り口と出口は全く違う場所
駐車場が何処にあるか判りません

道端の地図や町の人に聞いて
何とか駐車場にたどり着きました

自分達の広すぎる駐車場
何処に停めたか覚えていなかったので
今から探さねばなりません

駐車した時の様子を思い出しながら
必死で探しやっと車を見つけました



まさか入り口と出口が違うなんて
思ってもみないハプニング

ツアー迄の待ち時間車探し
午後からの予定の時間
随分オーバーしてしまいました

急いでクラクフの町へ帰ります


1時頃ホテルに戻りました

部屋で一息ついてから
市内観光に出かけます



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先ずはホテルの直ぐそば
ヴァヴェル城観光です



クリックで拡大します 城の塀に沿って坂道を上ります
物凄い数の観光客

城門前のチケット売り場には
長い列が出来ています

暫く並んでいましたが
なかなか前に進みません

何時もあらゆるチケットの購入時には
かなり時間が掛かるのです

高速道路料金所でも同じでした



門の近くにいた警備員
にもチケット売り場があると
教えてくれたので
そちらの方に行く事にします



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ヴァヴェル大聖堂前で
大聖堂のチケットを購入

今日は日曜日
博物館の中は見られません



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大聖堂の中に入りました

此処は長年ポーランド王
戴冠式を行った所だそうです

そして王の墓がこの地下にあり
墓を見る為には
先程のチケット必要です

王族の歴史は判りません
棺の彫刻はどれも素晴らしい



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大聖堂を出て広場の向こうにある
ビジターセンターまで

この中にチケット売り場があり
王宮に入るチケットを購入

レオナルドダヴィンチの絵が
現在公開されていると言う事で
そのチケットも購入

ビジターセンターから見た
大聖堂とその横の王宮



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王宮見学時間制
時間がくるまで中庭で待ちます



クリックで拡大します 時間になり王宮の中

内部は撮影禁止です

上の階の廊下から見た王宮

レオナルドダヴィンチの絵画は
王宮の片隅の小さな部屋
ぽつんと展示されていました

白テンを抱く貴婦人
たった一枚だけでしたが
やはり素晴らしい絵でした



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ヴァヴェル城見学を終え
今度は旧市内の観光です

城を出てホテル前の通りを
反対方向に歩いていきます



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聖ペテロ聖パウロ教会前の
広場に出ました



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広場の片隅で親子
ヴァイオリンを弾いていました

聞いていたい気もしますが
先ずは中央広場へと急ぎます



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中央広場へ向かうでは
観光用の馬車が行き来しています

古都の町の雰囲気に
よく合っています



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賑やかな通りを暫く歩いていると
前方に広場が見えてきました



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中央広場に着きました
観光客が多く大変賑やかです

向こうの二つの塔の建物は
聖マリア教会



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聖マリア教会へ行ってみます

1222年に造られた
ゴシック様式



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中央の祭壇15世紀
ファイト・シュートズの作品

国宝指定されています



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教会の外に出て今度は
織物会館に行きます

隣の高い塔は旧市庁舎



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青いテントの下では
アンティーク雑貨を売る店が
所狭しと並んでいました

面白いアンティークが色々あり
見ていて飽きません

織物会館の一階内部
色々な土産物店があるそうです



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建物の長さは100m

左右に土産物店が並び
観光客で埋まっています



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織物会館から見た
広場の向こうの聖マリア教会



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織物会館を出ると
再び中央広場



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中央広場から見た織物会館

14世紀に建てられた
ルネッサンス様式



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色んな国の広場で見る事が出来る
人間彫刻のパフォーマが
ここでも立っていました

時々持っている
を通る人をつっつきます

つっつかれた人の驚く姿
こっけいでした



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広場は馬車の発着所になっていて
多くの馬車が客を待っていました



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旧市街の北の方へと歩き
フロリアンスカ門まで来ました

大変美しい門
この門から向こうが新市街です



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ここから引き返し
再び中央広場方向へ



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広場のカフェでは観光客が
飲み物片手に話を楽しんでいます

カフェは何処も満席
座る場所がありません



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夕食には少し早いので
ホテルに帰り出直す事にします



ホテルに帰り一休みした後
夕食を食べる為に
中央広場に行くつもりでした

しかし今日は岩塩坑見学で歩き疲れ
再び中央広場に行く元気ありません

口コミで評判の良い店を調べ
このホテルの近くで一軒
良さそうな店を見つけました

今日はそこに行く事にします



クリックで拡大します 歩いて3分
直ぐレストランは見つかりました

店は団体客溢れかえっています

予約をしていませんでしたが
運よく席がありました

席近くの壁の上部には
店のメニューが書かれていました

今日は賑やかで活気ある店で
気楽な夕食となりました



明日は国境を越えスロバキア

ポーランドとの国境にまたがる
タトリ山地の中にある
人気の山岳リゾートに行きます



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