ショパンの故郷 ポーランド


歴史と自然を感じるレンタカーの旅


2014年7月10日〜7月31日



プロローグ


旅のルート作り



クリックで拡大拡大地図へ
去年の旅行から帰国した数日後には
次回の行先は東欧圏そして
特典旅行で行く事を決めていました

色々考えた末行先は
ポーランドに決めました

今回の旅行は1年ほど前に予約
行き帰りの日だけは決まってしまいました

しかしあまりにも早く決めた為
ルート作りをのんびりと先延ばし

結局旅行本地図を取り寄せたのは
年が明けてからでした

旅行本ツアー会社の行程を参考にし
さあルートづくりです

ポーランドの国土
日本の北海道を除いた位の広さです

ポーランドはフランスイタリアほど
歴史的な観光名所は多くありません

しかも国土の大半が平野
南部に少しが北部の一部にがあるだけです

ただだけをつなげて旅行すると
変化に乏しいように思われました

そこでベラルーシとの国境沿いにある
原生林を散策し野生動物を観察する事
湖水地方でのんびりと過ごし
北部で港町の雰囲気を味わい
南部の山岳地方
山の美味しい空気を吸いリラックスする

これらをルートに入れる事で
旅に変化をつける事にしました

これらの場所を基本
行きたい町を加え
大雑把なルートは決まりました




日 程 表

(下線の付いた 日付、ホテル名、食事場所をクリックすると詳細ページに移行します)

 
日付行き先予定ホテル
夕食 レストラン
07月10日
(1日目)
関空 →

バンコク

11:45 関空発 → 15:35 バンコク着 →

ファーストクラスラウンジにて休憩 →

23:45 バンコク発

タイ航空 A380

機内食

07月11日
(2日目)
フランクフルト →

ワルシャワ →

ビャウォヴェエジャ

6:00フランクフルト着 →

7:45 フランクフルト発 →

9:25 ワルシャワ着 →

レンタカー借入 → ジェラゾヴァ・ヴィラ →

ビャウォヴェエジャ

Apartamenty Carskey

ホテルのレストラン

07月12日
(3日目)
連泊ユネスコ自然世界遺産の原生林を散策 同じ

ホテル内レストラン

07月13日
(4日目)
ビャウォヴェエジャ →

キジツコ

ビャウォヴェエジャ → キジツコ Stanica Wodna Stranda

部屋にて自炊

07月14日
(5日目)
連泊湖を見ながら湖水地方をドライブ 同じl

リゾート内のレストラン

07月15日
(6日目)
キジツコ →

グダンスク

キジツコ → マルボルク城 → グダンスク Hotel Podewils Gdansk

ホテル内レストラン

07月16日
(7日目)
グダンスク →

トルン

グダンスク → トルン Hotel 1231

旧市街内レストラン

7月17日
(8日目)
トルン →

ジェレニア・ゴラ

トルン → ヤヴォル平和教会 →

ジェレニア・ゴラ

Palac Wojanow

ホテル内レストラン

7月18日
(9日目)
ジェレニア・ゴラ →

ヴロワツ郊外

ジェレニアゴラ → オスフカ地下施設 →

クションシュ城 → ヴロワツ市街

Pembroke Hotel&Restaurant Grape

ホテルのレストラン

07月19日
(10日目)
ヴロワツ →

クラクフ

ヴロワツ → ヴロワツ旧市街 →

オシフィエンチム(アウシュビッツ) →

クラクフ

Hotel Copernicus

ホテルレストラン

07月20日
(11日目)
連泊ホテル → ヴィエリチカ岩塩坑 → ホテル

クラクフ旧市街散策

同じ

旧市街のレストラン

07月21日
(12日目)
クラクフ →

シュトゥルーブスケ・
ブレソ

クラクフ → カルヴァリア・セブジドフスカ →

デンブノ木造教会 → ザコパネ →

国境越え → シュトゥルーブスケ・ブレソ

Grand Hotel Kempinski
High Tatras

ホテル内レストラン

07月22日
(13日目)
連泊ホテル滞在 同じ

ホテルのレストラン

07月23日
(14日目)
シュトゥルーブスケ・
ブレソ

→ コルクィナ

シュトゥルーブスケ・ブレソ → 国境越え →

ボボーヴァ → センコヴァ木造教会 →

ビナロヴァ木造教会 → コルクィナ

Dowor Kombornia
Hotels & SPA

ホテルのレストラン

07月24日
(15日目)
コルクィナ →

サンドミエシュ

コルクィナ → サンドミエシュ

Hotel Sarmata

旧市街の中のレストラン

07月25日
(16日目)
サンドミエシュ →

カジミエシュ ドルヌィ

サンドミエシュ → ザモシチ →

カジミエシュ・ドルヌィ

Hodile & Cras

市内レストラン AKUKU

07月26日
(17日目)
カジミエシュ・ドルヌィ

→ ワルシャワ

カジミエシュ・ドルヌィ → ワルシャワ空港 →

レンタカー返却 → ワルシャワ市内

Hotel Bristol Warsaw

市内レストラン Zapieceku

7月27日
(18日目)
連泊市内観光 同じ

TAMKA43

7月28日
(19日目)
連泊市内観光 同じ

Gospoda Kwiaty Polskie

07月29日
(20日目)
連泊市内観光 同じ

Concept

7月30日
(21日目)
ワルシャワ →

フランクフルト →

フランクフルト発

10:45 ワルシャワ発 →

12:05 フランクフルト着 →

ファーストクラスラウンジにて休憩 →

22:05 フランクフルト発 →

ルフトハンザ航空B747-400

機内食

7月31日
(22日目)
フランクフルト → 自宅14:45 上海 → 6:20 上海発 →

20:35 関空着 → 自宅

自宅

機内食


利用ホテル一覧 及び ホテル公式HP はこちらです → ホテル一覧と写真へ


航空券手配レンタカー選びホテル選び
物価とお金ドライブ事情食事


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航空券手配

去年の夏の旅行から帰国して直ぐ
来年は特典旅行
しかも出来ればファーストクラス
行こうと決めていました

時期と期間は毎年同じくらいのあたり
7月の10日前後から17〜18日間の予定です

ワルシャワまでの特典航空券を調べた所
行きの予定している日の当たりにタイ航空
ファーストクラスを出していました

ポーランドまでの経路
関空バンコクフランクフルトワルシャワ
バンコクフランクフルトだけファーストA380
他はビジネスです

乗り継ぎ2回あるけれど待ち時間
それぞれ2〜3時間で悪くありません

この時点で帰りのチケットはまだ出ていません
チケットが出るのは約350日ほどからです

取り敢えず関空→ワルシャワまでの
片道チケットを予約

帰りのチケットが出てくる日を待ち
サイトを調べましたが
ファーストクラスが現れません

特典旅行は日々変化するので
毎日サイトを見ていましたが
なかなか帰りのチケットは出ません

その内ビジネスなくなる可能性があると思い
その時出ていた
トルコ航空
ワのビジネスを抑えました

帰りの経路はワルシャワイスタンブール関空
イスタンブールでの乗り継ぎには9時間あります

乗り継ぎ時間は長いのですが
トルコのビジネスラウンジが評判良いので
経験したいことも決めた理由です

これで7月10日出発7月28日帰国の日程で
往復とも特典旅行のチケットを確保しました


その後旅行予定日半年ほど前に
ルフトハンザのビジネスが出てきました

トルコ航空より乗り継ぎ時間が短いのです

しかしトルコのラウンジを経験したい
座席リクライニングが殆ど変わらない
変更手数料が一人70ドル掛かる事で
変更しませんでした


その頃色々な人の旅行記を見ていて
ルフトハンザの特典旅行のファーストクラス
15日前に出すと言う事を知りました

15日前と言うと旅行の最中です

そこで旅行中に毎日サイトを見て
特典旅行のファーストクラスが現れたら
変更することにしました


結果
7月30日現地出発の日に
ファーストクラスの便が出ました

ただフランクフルトから関空直行ではありません
上海乗り継ぎANA便で関空着です
おまけに帰国が3日延びます

悩みましたがファーストクラスなど
高すぎ乗る機会は恐らくありません

悩んだ末に国際電話をして変更依頼しました

帰りの経路
ワルシャワフランクフルト上海関空

フランクフルト上海だけファーストB747−400
他はビジネスです

当初サイドでは
フランクフルトでの待ち時間が4時間半
ルフトハンザ便でした

しかし変更依頼の電話をした時点
その便は残が1席になっていました

ワルシャワの出発5時間前
ポーランド航空ならまだ席があると言う事で
仕方なくそれに決めました

待ち時間が10時間あればフランクフルト市内
観光に行く事も考えられます

変更には一人100ドル
ビジネスとファーストの差4万マイル掛かりますが
ファーストクラスに乗れるなら安いものです

こうして帰国を3日延長することになりましたが
ルフトハンザファーストクラスに変更した事で
素晴らしい体験をすることが出来ました

ルフトハンザのファーストクラスの
ラウンジ機内のサービスは最高でした



話はそれより以前の旅行2か月前です

行きのタイ航空
バンコク乗り継ぎ時間が3時間だった便
廃便になったと連絡があり
8時間も待つ羽目になりました

今回は待ち時間が短いと思っていたのですが
結局長時間待つ事になりました

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レンタカー手配

今回もヨーロッパカー
一番安い料金でした

ヨーロッパカーのHPから
全ての保険を含めた料金で予約

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ホテル選び

ホテル選びを始めたのは2月初め
選ぶにあたりトリップアドバイザーを参考

旅に変化をつける為
色々なタイプのホテルも考慮して決めました

古城ホテル 邸宅ホテル 民宿など

全て口コミ通り不満の無いホテルでした

クラクフはポーランドで唯一
ルレエシャトーのホテルがあります

私がルレエシャトー5C会員になっているので
その恩恵を受けるべく
ルレエシャトーのHPから予約

ポーランド南部の山岳地帯ザコバネ
2月の時点で評判良いホテルが満室の為
タトラ山脈の裏にある隣の国
スロバキアに宿を取りました

予想外にこのホテルは大変良かった
場所の変更をして大正解でした

ポーランドのホテルは総じて安く
安い料金で広い部屋に泊まる事が出来ました



ホテル選び追記@



ホテルのHPから予約する時でも
ホテル予約サイト任せているホテルが多く
ホテルの予約の7割くらいが
Booking Comを通してでした

未だホテル自前のHPが
上手く作られないのかもしれません


直接予約のスロバキアワルシャワのホテルで
予約フォームの追記に「40周年記念で旅行します」
書いておきました

すると到着時にシャンパンワイン
果物が部屋に置かれていました

スロバキアのホテルではその横
従業員全員の一言入りサインの
メッセージカードが置かれていて大感激
初めての経験でした

追記欄にこのように書くだけで殆どのホテル
何かのサービスをしていただけ
記念旅行の気分が盛り上がります



ホテル選び追記A



口コミは宿泊料金の高い所は辛口になり
安い所は評価が甘くなる傾向があります

高い料金のホテルは
「これだけ高額のお金を支払っているのだから
厳しく評価
安い料金のホテルは
安いのだからこれくらいは仕方ない
甘目の評価になりがちです

順位を見るだけではなく
その口コミの内容も読んで判断するのが
より良い選択になると思います


これはレストランを選ぶ際も
同様の傾向があるようです

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ポーランド物価

ポーランドの物価は日本に比べ
半額3分の一位です

何を購入してもレストランで食べても
本当に安いと感じられます

但しガソリンは日本と殆ど変わりません




ポーランドのお金 カード

ポーランドはEU加盟国ですがユーロではなく
自国の紙幣ズオッティーです

旅行時はズオッティー約33円でした

カードは殆どの場所で利用出来ます

市電バスなどの切符を
町中のスタンドで買うときは無理かもしれませんが
公共の入場料スーパーでの買い物も利用できます

現金を大量に持ち歩く必要は
殆どありません


カードを利用して支払う
時々円での支払いになっていました

全ての機械でそうなる訳ではないのですが
幾つかのカード読み取り機
円表示になっていました

その侭暗証番号を入力
グリーンボタンを押すと
円での支払いになってしまいます

での支払いはその当時レート34.9円でした

帰国してカード会社の清算表を見ると
ズオッティー払いをしたレートは33.9円
たった1円ですが安くなっていました

この差を気にする人
カード支払の時円の表示が出た場合
その支払いを拒否しズオッティーでの
支払いをする意思を伝えます

円表示が出た時
暗証番号を押す前ボタンを押すと
その国の通貨単位に変わります

それを確かめてから暗証番号を入力し
最後に緑ボタンを押すとよかったはずです



支払いをする場合お得な順番
カードを基準とした金額の差
お得な方から順番に

現地通貨でのカード払い
表示でのカード払い+1円   (レートが変動すると変わります)
国際カードにて現地通貨の引き出し +2円
日本円を現地通貨に両替 +3円〜

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ドライブ事情

運転は右側通行

道幅狭い割に交通量はかなり多い

住宅街 50キロ
郊外 90キロ
整備道路 100キロ
準高速 120キロ
高速 140キロ

ドライバーはスピード狂かと思うほど
どんどん飛ばしてきます

郊外は時速90キロですが
悪路で70キロ走行だとすぐ追い抜かれます

スピードが出しにくい道路が多いのに
平均時速をはるかにオーバー
どんどん追い越していきます

があれば抜こうと思うのか
少しでも遅いとぴったりと後にはり付かれます

ぴったり後に付かれるになり
ついついスピードが落ちてしまいます


郊外は平均時速90キロですが
交通量が多く道路の舗装状況が悪い
その上道幅が狭く曲がりくねった場所が多い
そして至る所で工事中

結局トータルでの平均時速
60キロありませんでした

行く前に予想した走行時間
1.5倍になりました


高速道路以外は休憩場所が殆どありません

他の西欧圏によく見られる
ベンチとテーブルのある休憩場所がないのです


トイレ休憩には大きなスーパーか給油所しかなく
それを見つけられなかった場合
我慢して2〜3時間休みなく走り続ける事になります

たまにある道端のカフェに入れば
トイレ休憩が出来ますが
ポーランドはには殆ど電気をつけません
閉店のように思えて入るには躊躇します


道路にはビュースポットの為の
車を停める場所もありません

その為綺麗な景色だと思っても
車を停め写真を写す事がしにくい

車量が多くどんどん追い抜いていくので
道路わきに車を停め休憩する事も躊躇します

道路脇に駐車禁止の道が多く
結局駐車できません

ドライブをしていてこれほど疲れる国
今回が初めてでした

帰国して数日後腰に痛みが走り
なかなかその痛みが取れませんでした
旅行中毎日
長時間座り続けたせいかもしれません

スピード狂のせいでしょうか
雨の日に走っていた時
1日3度交通事故を目にしました

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ポーランドでの食事

ポーランドの食事は恐らく日本の若者には
受け入れられる味だと思います

スープ以外
他の外国に比べて塩味が薄く食べやすい

ただ一皿のが半端なく多い
日本人なら2人前のメインの量

味付けは大雑把で似たようななので
長く旅行していると飽きてきます

そのせいか何処の町へ行っても
イタリアン人気がありました

調理方法にも余り繊細さを感じません

ミディアムレアーと注文しても
しょっちゅうウエルダンが出てきました
しっかり噛まないと喉を通らないほどです


ただ首都のワルシャワでは
最近になって料理に目覚めたのか
フレンチ風レストランが幾つかありました

それでもワインの文化には
まだまだ乏しいようです

高級フレンチ風レストランですら
グラスワインを頼むと
が混ざった不味いワインを平気で出しました

が混ざる=不味くなる
この意識がないようで
最後の一滴までグラスに入れてしまいます


レストランでの食事は
何処で食べてもそれ程料金の差はありません

特別なレストラン以外
ホテルでも街中でも同じような値段設定です

二人で2皿ずつとワインを1本頼み
だいたい5〜6千円でした


からポーランドは
お昼の食事がメインだったようです

その為のレストランで
飲み物サラダまたはスープ
それともメインだけ注文する人を
何人も見かけました

最初はその光景に驚き不思議でしたが
後にポーランドの食事事情を知り納得しました

特に地方ではまだその風習
色濃く残っていました

現在はビジネスマンの多い首都を中心に
その風習が崩れているように思われます

レストランでお腹に合わせた一皿だけの注文は
ポーランドでは当たり前のようです


私流レストラン選び



美味しいレストランを探すとき
トリップアドバイザーを活用します

順位と口コミの内容を参考にすると
殆ど不満が出ませんでした

今回は何時も旅行の一月ほど前
調べるお馴染みの口コミ
旅行寸前まで多忙で
全く調べないで出発しました

その為ホテルに着いてから
持参のパソコンで調べる事が殆どでした

その為ネットが繋がらなかった
その時間忙しかったときは
調べないで旅行本に頼ることになります

いつもがっかりさせられるのが
有名旅行雑誌のおすすめレストラン

今回もある町
この本に書かれているレストラン
恐らく不味いだろうと思いつつ
本当かどうか確かめるつもりで行きました

その結果今まで経験しない程
最悪のレストランでした

何人もの編集者が実際に
自分の舌で確かめずに
数少ない投稿者に頼った
記事だったかもしれません

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