15日目(7月24日 木)


コルクィナ → サンドミエシュ
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



早朝目が覚め窓の外を見ると
激しく雨が降っています

テレビの天気予報の番組で
今日は一日中雨が続きます
交通事故気に気を付け
注意して運転してください

と予報士が伝えていました

こんな注意を天気予報の番組でするのを
聞いた記憶がありません

スピード狂の多いポーランドでは
この様な注意が必要なんだと
妙に感心してしまいました



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荷物の片付けを済ませ
食堂へ出かけました

大勢の男性客で満席状態

昨夜隣の部屋
宴会していた人達のようです

片隅のテーブルを見つけ
朝ごはんです



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10時過ぎ出発

先ずは昨日判らなかった
木造教会を探しに行きます



ところが2か所とも
どうしても見つかりません

必死にあちこち走り回り
教会案内の看板を探しました

しかし何度行き来しても
見つかりません

これ以上時間を使うと
今日の予定が狂ってきます

諦めてサンドミエシュ
向かうことにします



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ブリズネの村を出た所で
新しい木造教会がありました

これが目当ての教会かと
一瞬思いましたが
こんな新しいはずがありません

しかし名も知らないこの教会は
結構美しい姿をしていました



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E371の道を北上して直ぐ
手前の道路脇に何かあります

近づいてみると大きなトラック
横転しているのが見えました



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先程の事故から30分余り
今度はもっと凄い事故に遭遇

乗用車の前の部分
ぺしゃんこになっています

運転手は大丈夫でしょうか



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それから1時間程走ったころ
また事故を目撃

今度はそれほどひどくないようで
運転手も元気なようです

短時間に3回事故に遭遇

やはり天気予報での注意喚起
この国では必要なのだと実感



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この雨の中道路わき
ブルーベリーを売る人がいます

何度かこの光景を目にしましたが
一度も買っている人
見かけたことはありません



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最後の事故遭遇から1時間余り
サンドミエシュまでもう直ぐ



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暫くすると町が見えてきました
サンドミエシュの新市街です



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町に入り旧市街の少し手前
Hotel Sarmata
がありました

車を駐車場に停め
チェックイン



荷物を部屋に運び込み
旧市街観光に出かけます

ホテルから旧市街まで
歩いて1分



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ホテルで貰った地図によると
新市街にも見る所はあるようですが
取り敢えずは旧市街



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歴史を感じさせる
素敵なをくぐり旧市街



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ここサンドミエシュ
ポーランドで最も古い町の一つ
3大都市の一つだったそうです

観光客はクラクフ程多くなく
静か落ち着いた雰囲気



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郵便局



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どの建物を見ても
歴史を感じさせます



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1349年に建てられた旧市庁舎

横の塔は16世紀になってから
付け加えられたそうです

現在は地域博物館



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旧市庁舎の前の市場広場

この広場は少し傾斜しています

イタリアシエナの広場も確か
傾斜していたように思いますが
大きさはこちらの方が小さい



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広場を取り囲むように
色々な店が並んでいます



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広場の真ん中
中世からの井戸があります



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この市場広場
まるで時間が止まったような
ゆったりとした雰囲気

二人でベンチに座り
アイスクリームを食べながら
ボーっとした時間を過ごします

これ程のんびりした気分
今回が初めてです



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まだ見ていなかった
大聖堂へ行く事にしました



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                                                                                                                                                                                                                                                                                                          大聖堂は旧市街
北の端に位置しています

かなり立派な造り



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内部にはロココ様式の祭壇

15世紀のフレスコ画



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金と白で装飾された
素晴らしいパイプオルガン



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大聖堂を出て新市街



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王宮への途中で見かけた教会



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王宮は町の高台にあります

内部は博物館のようです



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入るかどうか迷いましたが
誰もいないので止めました



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再び旧市街へと戻ってきました



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旧市街は半日もあれば
全て見て回れる程小さい町

この小さいことも
村の魅力の一つなのでしょうか



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村の片隅でこの村の特産品
プリントストーンや食品などの
露店が数軒ありました

しかしそれらの殆ど
終いかけていました

そろそろ夕食時
一度ホテルに戻り
レストランを探す事にします



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来るときに通った
魔法使いのような人がいます

近寄って見ると乞食でした



ホテルの部屋でレストランを検討

ネットで調べるとお勧めの上位
イタリア料理かカフェばかりで
ポーランド料理はありません

ガイドブックを見るとお勧めの店が
1軒だけ記載されています

旧市街でポーランド料理を食べるのにならここ
と書かれてあります

ガイドブックを信じその店にするか
宿泊ホテルのレストランにするか

ガイドブックに記載された店
美味しかったと思った所が
過去に殆どありませんでした

必死で探して行ってみると
その店はもう閉店していた
なんて事も何度もありました

古いガイドブックではなく
最新版でこのような目に何度もあっています

私達の店の選び方
単に悪いだけかもしれません

ガイドブックの記載が正しい
確かめる
本に載っている店に決めました



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レストランは広場に面し
ホテルの2階にあります



クリックで拡大します ホテル入り口の横には
人気のアイスクリーム屋があり
賑わっています

ポーランドでは何処に行っても
ここのアイスクリームは
人気があり行列が出来ています

しかしレストランへの入り口
静まり返っています

営業しているのでしょうか



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恐る恐る二階に上がり
レストランのドアーを開けました

ガランとしたレストラン
従業員は誰もいません

3人の客がいるだけ

なんだか不安になってきました

このまま帰ろうかと考えた時
一人の従業員が出てきました



クリックで拡大します 食事に来たことを告げると
に食べ終えた人の皿が残った
汚れたテーブルに案内されました

この時点で此処での食事は
失敗だったかもしれないと
じわじわと思い始めました

噛み切れないほど固い
煮詰まりとてつもなく塩辛いスープ
のたっぷり入ったワイン

予想通り今日の夕食大外れ



やはり失敗だったと
残念な気分だけが残ります

それにしても毎回失敗したと思わせる
ガイドブックが勧めるレストラン

これもになると笑い話になるでしょう


明日はザモシチへ立ち寄った後
ポーランドで最も美しい村
カジミエシュ・ドルヌイへ行きます



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