16日目(7月25日 金)


サンドミエシュ → カジミエシュ・ドルヌイ
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



毎朝の日課になってしまっている
ユナイテッド航空の特典旅行の検索

今朝もフランクフルト発関空直行便
ファーストクラスが出ていないか調べました

しかしやはり今日も
希望の便が出ていません

これ以上期待出来ないので
最初に変更した上海乗り継ぎの便で
帰国することにしました

ワルシャワは当初1泊の予定で
ホテルを1泊予約しています

旅行の初め頃に帰国便を変更したので
帰国日が3日延びました

しかしもし関空直行便が出れば
帰国日が再度変更するかもしれないので
宿泊の追加予約をしていませんでした

帰国便を今日確定したので
現在予約しているホテルに
あと3泊分の予約する事にしました

HPを見ると同タイプの部屋が空いています

しかも直前割引の料金で
先に予約した時より1泊5000円安い

早速予約手続きを済ませると
直ぐにメールバウチャーが送られてきました

これでワルシャワ4連泊も決まりました

帰国の便も最終決定しホテルも予約
気分が落ち着きました



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ゆったりとした気分で
朝食を取りに出かけました

此処のホテルの朝食
今までで一番品揃えが少なかった

朝はそれ程食欲がないので
この品揃えでも不満ありません



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今日は次の宿泊地へ行く前に
1か所寄り道します

世界遺産に登録された
イタリアルネッサンスの町ザモシチ



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ザモシチは今の所より直線距離
100キロ東に位置しています

途中でまたもや鉄道線路に遭遇

踏切を越えた所にを飾った
十字架が建てられていました

鉄道事故によって誰かが
亡くなったのでしょうか



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道を19号線に変えた辺りから
見慣れた森の景色になりました

何度このような景色を見た事か

ポーランドでは景色の変化
余り無いように感じます



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これも見慣れたのどかな景色

南部以外は国土の殆どが平地なので
景色に変化が無いのかも知れません



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ホテルを出発して
2時間余りでザモシチに到着

旧市街横に大駐車場があり
ここは嬉しい事に無料でした



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駐車場のすぐ近くにある
第7バスチオンを通り過ぎ
旧市街へと入っていきます



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町の中は落ち着いた雰囲気
余り観光客も無く静かです



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直ぐ大市場広場にやってきました



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広場中央には
バロックルネッサンスが融合した
美しい市庁舎がありました



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市庁舎を取り囲むように
カラフルな色の建物



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ポーランドの貴族ヤン・ザモイスキ
若い頃に訪れたイタリアの景観が
忘れられなかったそうです

そこで理想の町を建設する為
1580年イタリア人建築家を呼び寄せ
この町を作ったと言う事です



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カラフルな色の建物ですが
不思議と落ち着いています



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広場から少し歩く
旧ザモイスキ宮殿前の広場

此処でも観光用馬車
を待っていました



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その直ぐ横には
彼の遺骨が眠る大聖堂があります

大聖堂の鐘楼に登ってみます



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回り階段を延々登り
やっと上に出ました

町の様子がよく解かります



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突然ラッパの音が鳴り響きました

時計を見ると丁度12時

音のする方をよく見ると
市庁舎の時計台の上で
古代の衣装を着た人が
トランペットを吹いていました

どうやら正午の合図のようです



暫く旧市街を散策
次は旧市街の700m南にある
ロトンダに行きます



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直ぐロトンダの駐車場に到着

ここからバスチオンに囲まれた
旧市街がよく見えます



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ロトンダへと歩いていきます

前方にが見えてきました

此処は1825年
南の防御を固める為に
建てられたそうです

その後ナチスドイツが進行して
此処を処刑場として使ったそうです



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8000人ものポーランド
ユダヤロシア人が
犠牲になったそうです

建物の周りを取り囲むように
びっしりと白い十字架がありました



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内部は当時の様子を展示した
博物館になっています

ポーランドは負の遺産
あちこち残っていて
色々な事を考えさせられる国です



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                                                                                                                                                                                                                                                                                                          そろそろ今日の最終目的地
カジミエシュ・ドルヌイへ向かいます



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延々と続く小麦畑の中を
一路ホテルを目指し走ります



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走る事2時間弱で村に着きました

ナビの示した場所に来ましたが
目指すホテルはありません



ホテルは住宅街にはなく
B&Bともちがうはずです

HPで見た限り高台に位置して
少し大きめの敷地だったと
私の中では記憶しています

今日宿泊するホテルを探す
あちこち走りましたが見つかりません



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もう一度ナビの言うとおり走ると
やはり先程の場所になりました

予約書をもう一度よく見直し
ホテルからB&Bへ宿を
変更したのを思い出しました

車を停めた目の前の家が
B&BHodile & Crasでした



この町でのホテル探しの時
最初別のホテルを選んでいました

そのホテルも評価は高いのですが
建物が丘の上にあり
少し移動が大変そうでした

口コミや立地条件を考え
村の雰囲気が直に感じられそうな
評価の高いB&Bに変えました

予約して4か月以上経っていた為
B&Bに変更した事を
すっかり忘れていました



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宿さがしで時間を取られました

部屋に荷物を運び終え
急いで村の観光に出かけます



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宿から中央広場に向かう途中
聖フランシスコ教会修道院があります



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近寄って見てみると
門の奥は廊下のような階段

階段を上って
中に入ってみる事にしました



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内部は豪華ではありませんが
簡素な中にも落ち着いた雰囲気



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教会の前庭からは
村の景色がよく見えます

右手の小高い丘の上に
3本の十字架が見えました

十字架は村でペストが流行した際
助けを求める為に
建てられたそうです



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再び廊下のような階段を下り
町の中心へ行く事にします



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教会の門の前から見た町の様子



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中央広場に向かう手前で
小さな橋を渡ります



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ポーランドで最も美しい村
中央広場にやってきました

村は800年以上の歴史があります

村の建物の殆ど
16〜17世紀に建てられた
ルネッサンス様式です



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広場の周りにはカフェが並び
観光客がのんびりと寛いでいました



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屋根が印象的な家の軒先では
土産物屋が並んでいました



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広場の奥の方に名前がわからない
立派な教会がありました

中に入って見ましたが
撮影禁止で写せませんでした



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教会の横の坂道を上り
王の居城へ向かいます

居城の手前に広場があり
ヴィヌワ川の景色がよく見えました

川の手前には
この町に憧れ住み始めた
芸術家の家が数多くあります



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もう少し坂を上ったところに
カシミエシュ大王の居城



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城はスウェーデン軍によって
破壊され殆ど残っていません



この時最初に予約を考えていた
ホテルのことを思い出しました

ホテルはこの場所より
もっと坂を上った丘の上にあるはず

このきつい坂を上り下りして
観光する事を考え
宿泊するのを止めたのでした



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再び坂を下り先程の教会前から
見た中央広場の様子



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村には観光スポット
余りありません

見て回るだけなら半日で十分

しかしのんびり過ごせる
居心地の良い美しい村でした



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広場を出て小さな川を渡った所で
観光馬車が客引きをしていました

すっかりお馴染みになった光景です



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その近くにベーカリーがあり
村の名物パンを焼いているようです

中に入って見る事にします



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中ではお菓子
そしてパンを販売しています

そしてもちろん鶏の形のパンも
売られていました

買って味見をしたかったのですが
そろそろ夕食の時間

夕食が食べられなくなりそうで
買うのを諦めました



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宿に戻りスタッフ
お勧めのレストランを聞きました

すると即座に答えてくれたのが
宿の直ぐ近くのレストラン

早速レストランへ行き
店のテラス席で食べる事にします

彼女が即答してくれただけあり
今日の夕食大変美味しかった



明日はいよいよ
この旅行の最終地ワルシャワ

少し早めに宿を出て
11時までに空港で車を返却
タクシーでホテルに向かいます



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