8日目(7月17日 木)


トルン → ジェレニア・ゴラ郊外
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



昨夜は真夜中まで
裏のバスケット場から若者たちの
大きな騒ぎ声が聞こえ
なかなか眠れませんでした



クリックで拡大します それでもいつものように
4時には目が覚めました

隣の部屋で片付け物をしながら
ふと窓の外を見ると
城塞にあたる朝日
きらきらと輝いていました

窓の下に目をやると
こんな朝早くから
を連れて散歩する人や
新市街へ行くがみえます



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今日は出来るだけ
早め出発予定です

直ぐチェックアウト出来るように
荷物をすべて片付けました

6時半朝食を食べに
レストランへ行きます

未だ誰もいません
朝食準備は出来ていました



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チェックアウトを済ませ
7時半頃ホテルを出発

今日は約300キロ移動
高速はありません

暫く小麦畑の続く道を
休むことなく延々走ります



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同じ景色の中を3時間以上走り
景色に飽きた
深い森の道に入りました

もう12時過ぎてています

しかし車を停めて休む場所
やはり何処にもありません

簡単なものを口にしながら
走り続けます



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道の脇に人が座っています
をしているのでしょう

よく見ると前方
何か置いてあります



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暫くするとまた
バイクの傍に座る人影

道路わきには
古タイヤの上に置かれた
小瓶が並んでいます

にはやはり
黒っぽい物が入っています



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またありました
小瓶に入った黒いものが

どうやら瓶に入れた物を
売っているようです



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これで何人見たでしょうか

今度は3人グループです

瓶を道の脇に置き
販売する準備をしています



クリックで拡大します 森を通り抜けまた小麦畑

すると先程までのような人達
見かけなくなりました

森の中で販売していた人々
で摘み取ったブルーベリー
瓶に詰め売っていたのだと
思われました

あのような場所で買おうとしても
追突されそうで止められません



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かれこれ7時間
走り続けたままです

運転の疲れも出てきました



もうドライブも限界と言うとき
やっとヤヴォルの町に着きました



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教会はすぐ見つかったのですが
駐車場がなかなか見つかりません

小さな町をあちこち回りますが
何処にも見つかりません

教会の敷地内に車を停めても
構わないだろうと考えて
教会の駐車しました



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ホテルを出て7時間余り

やっと
ヤヴォルの平和教会に到着



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木組みが美しい半木造の建物

2001年に世界遺産に登録



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辺りはひっそりと静まり返り
人影が全くありません

入り口はこのドアーのようです
恐る恐る入ってみます



クリックで拡大します ドアーを開けると直ぐ横のブース
年配の女性が座っていました

チケットを購入します

何処から来たのか聞かれ
日本だと言うと
日本語の案内書をくれました

おまけにスピーカーから
日本語の説明が流れてきました

ちょっと驚きです



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内部の装飾
今まで見た事が無い様式です

壁一面絵画で取り囲まれ
何とも不思議な雰囲気です

思わず唸り声がでました



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何と形容して良いのか
言葉が見つかりません

とにかく素晴らしい教会です



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肝心の祭壇部分は修復中

それが少し残念でした



時間を見るともう3時

もう一つの平和教会シフィドニツァ
行こうかどうか迷いました

行くと恐らくホテル到着
6時を過ぎると思います

此処までノンストップ
かなり疲れていました

ホテルでゆっくりしたいと言うのが
今の本音

もう一つの平和教会を
見てみたい気持ちはありますが
ホテル向かうことにします



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ヤヴォル平和教会を後にし
今日のホテルを目指し走ります



ナビ任せで走り
ジェレニア・ゴラに入りました

ホテルは町外れ
小高い丘の上にあるはずです

主要道路から外れて
細い山道に入りました

道はかなり暗い上に狭く
この先にホテルがあるのか
心配になりました

前方からがやってきました

が走って来たと言う事は
やはりこの道でよいのだろうと
思った矢先工事中の立札

数名の人が道路工事をしています

道は半分以上掘り返され
行き止まりだと言われました

ホテルの住所を書いた紙を見せる
別の道からも行けるので
その道から行くように言われました


仕方なく引き返し元の道に出てました

ナビは先程の道を示しています

どうすればホテルへ行く別の道
見つけられるのか悩みました

その時ふと思い出しました

交通渋滞などの時の
う回路を探すシステム
ナビには付いている事を

今まで余り使う事がなかったので
とっさに思いつかなかったのです



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ナビに迂回路を指示し
無事に別の道に入りました



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さっきの道よりこちらの方
道路状況はかなり良い

恐らくこの道がホテルへ向かう
主要な道なのでしょう

先程の道はホテルに向かう
近道だったのだと思います

辺りはのどかな景色



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ホテルの案内板を見つけました
向こうの方に建物群が見えます

もう少し先へと走るとと
Palac Wojanowの入り口が見えました

中を見ると大勢の人で賑やか
まるでテーマパークのようです

観光バスも数台停まっています



取り敢えずフロントを探しますが
建物が多く迷ってしまいました

やっとフロントを見つけて中へ

何の装飾もなくだだっ広い
殺風景で事務所のような空間です

その中のカウンターにいる受付の女性
宿泊予約をしている事を伝えました

彼女は予約表を見て
部屋の鍵を渡しながら
城の建物の右脇にある
四角い建物の2〜3階
貴方たちの部屋だと教えてくれました

部屋への案内はしてくれません
自分達で勝手に部屋に行くようです

先ずは部屋の入り口を探します

城の中に入り部屋の番号
探すのですがありません

あちこち探しましたが判りません
何処を探してもありません


に出て部屋の建物
もう一度見てみました

やはり渡り廊下から部屋に入るようです



クリックで拡大します 再度城の中に入り渡り廊下辺り
探しましたがありません

ひょっとしたら建物の1階
入り口があるかもしれないと思い
もう一度外に出てみました

なんと1階の荷物倉庫の横にある
ドアーが入り口でした

こんな入り口を誰が気づくでしょう



クリックで拡大します 入り口近くに車を移動して
荷物を部屋に運びいれました

この城はプロセイン王
娘の為に建てたものです

この城を見るため
観光客も大勢やってきます

おまけに城の敷地の中には
スパ施設も充実していて
日帰り利用客も多いようです



残念なことに
今回うっかり水着を忘れた
温水プールは利用できませんでした



クリックで拡大します 部屋で汗を流し
長時間ドライブの疲れをいやします

そろそろ夕食
一旦外に出て城の中のレストラン

食事が終わり
レストランの奥のドアーから
渡り廊下伝いに部屋に戻りました

何と渡り廊下はレストラン内部
ドアー1枚で繋がっていたのです



チェックイン後荷物を部屋に運んでから
部屋の中のドアーを全て調べるうち
その事に気づきました

城の中からだと私達の部屋へは
レストランの中を通らないと
入る事が出来なかったのです

いくら城の中のドアーを調べて
私達の部屋に入るドアー
見つからないはずです



明日は世界遺産の
オフスカ地下施設を観光

その後クションシュ城へ立ち寄った後
ブロワツの市内を少し観光

宿泊はブロワツ郊外のホテルです



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