7日目(7月16日 木)


モンサント村 → マルバオン
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



今日は鷹の巣村と言われる
マルババオンの村へ

マルバオンへ行く前に近郊
カステロ・デ・ヴィデの村に
立ち寄る予定です


この村から目的地までは
直線距離で100キロ余り

少し遅めに出発することにします



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オーナーの奥様手作り
パンと頂き物の果物

そして日本から持参した
ワカメスープ等を持って屋上に

素晴らしい景色を眺めながら
のんびり朝食です



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出発は11時ごろの予定

まだまだ時間があるので
まだ見ていない所に行ってみます

先ずはこの屋上から見えていた
風見の塔



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風見の塔から直ぐの教会



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教会の辺りから見た景色
向こうはもうスペイン



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この辺りは住んでいる家が多く
手入れが行き届いています



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雰囲気の良い洒落た住宅
建ち並んでいました

村の中は殆ど歩いたので
部屋に帰って出発の用意をします



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荷物を車に詰め込み
オーナーの家に向かいました

清算をしてチェックアウト
気持ちの良い滞在が出来ました



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村を出て直ぐ村全体が見える
ビューポイントがありました

右側の一際高い風見の塔の近くに
宿泊した宿があるはずです



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さあ次はマルヴァオ

のんびり草を食べているヤギ
車を停めヤギが退くのを待ちます



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道案内をナビに任せ
のんびりと走ります



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あれっ

どうやらスペインに入るようです

慌てて地図を見てみました

目的地まではこの道を走る方が
走行距離が短いようです



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その国の制限速度の案内は
必ず国境付近にあります



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スペインに入って直ぐの景色



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前方に美しい町が見えてきました

大急ぎで地図を見ると
アルカンタラと書かれてありました



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町の手前の川にかかるを渡り
町に入る城門をくぐり抜け
坂道を走り町の中



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町は小さく直ぐ町の外

一面小麦畑の風景が広がります



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小麦畑を突き抜ける直線道路
ポルトガル目指し走っていきます



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スペインの国を走る事1時間足らず
あと25キロでポルトガルです



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手前に奇妙な岩が見えてきました

あの岩の向こうはもうポルトガル



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あと1キロでポルトガル



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ポルトガルに入りました

目的のマルバオンはスペインとの
国境沿いにあります



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マルバオンの中心へ行く
行きたい場所があります

マルバオンを通り過ぎ
カステロ・デ・ヴィデ

この辺りはアレンテージョ地方
近年評価を上げてきた
美味しいワインで有名な地域です



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半時間余りで
カステロ・デ・ヴィデ到着

ドンペドロ5世広場に駐車

この町はその昔
宗教迫害を受けた多くのユダヤ人
スペインから逃げてきて
この町に住みついたそうです



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町の中心に建っている
堂々とした姿のマトゥリス教会

に入ろうとしましたが
入り口は固く閉ざされていました



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教会の見学は諦め
へ行ってみます

城までの道は急な坂
気温は40度を越えています



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ゆっくり歩いていても
息が切れおまけに汗びっしょり



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やっと城塞の門に到着



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後ろを振り向く
眼下に先程のが見えました

大変美しい景色です



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城塞の門を入りまで行きます

門から向こうを見てみると
まだ家並みがあります

どういう事なのでしょうか



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城塞は2重になっているようで
この先に城の入り口がありました



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壊れた城の入り口から中に入り
塔の上に登りました

此処から眺める景色は最高です

この町はこの地方で一番美しい町
言われているそうです



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城を出て再び坂道を下り
駐車した場所まで戻ります

本当に美しい町
もう少しゆっくり来ればよかった



カステロ・デ・ヴィデの町を後に
再びもと来た道を戻ります

この辺りはアレンテージョワインの栽培が盛ん

車で走っていると
あちこち葡萄畑が目に入ります


地図を見ると目的地の
マルバオンのもう少し向こう
景色が見渡せるがあるようです

少し寄り道することにしました


ところが丘へ行く道が判らず
いつの間にかまたスペインに入ってしまいました

何度か道を変えて試みたのですが
どうしても行けません

ナビへの指示が上手くいかないのです



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時間も遅くなってきたので諦め
マルバオン村へ行く事にしました

目的地へと走る前方
マルバオン村が見えてきました

村はあの丘の上
鷹の巣村と言われている訳が
よく解かります



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村への舗装されていない坂道

車がやっとすれ違えるほどの
かなり狭い道です



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村の城門を入ると道は更に狭い

向こうから車が来たらと思うと
内心ひやひやしました



が余りにも狭い上に
ホテルの場所もナビでは判りません

途中に村の駐車場がありました

第2駐車場と書かれていて無料のようです

村は小さく道は狭いので
歩いて探した方が良さそう

ここに駐車し徒歩でホテルを探します


ホテルを探して歩いている途中
若者が3人で雑談していたので
ホテルの名前を見せ聞いてみました

するとその中の英語が話せる一人が
俺に付いて来いと言って
ホテルまで案内をしてくれました



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彼のおかげで直ぐに
Dom Dinisは見つかりました

彼にお礼を言って中に入ります

フロントにいたオーナー
名前を告げてチェックイン



彼に村の下の方の駐車場
車を停めている事を伝えました

すると彼はホテルの駐車場へ案内すると
第2駐車場まで一緒にきてくれました

村の道が余りにも狭いので
運転してもらいホテルの駐車場



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駐車場はホテル直ぐ横
その奥にはマルバオン城

小さな村の奥
こんな広い駐車場が
あるとは思いませんでした



車を停めホテルに戻り
部屋まで案内してもらいました

必要な荷物を運び入れた後
部屋のテラスに出て
美しい景色を見ながら休憩



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汗を流しさっぱりしてから
村の散策に出かけました

先ずはホテルのすぐ近く



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城の前の庭園は手入れが行き届き
季節の花が咲き乱れ大変美しい



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ここが城の入り口



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城は殆ど崩れてしまい
周りに城壁が残っているだけ

何となく物悲しい雰囲気



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城壁の上から見た
アレンテージョの穏やかな景色



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城壁の上は歩いて
ほぼ一周することが出来ます

しかしかなり朽ちている場所も多く
高所恐怖症の人は無理でしょう

前方に見える建物が城門

前方に見えるの辺りは
もうスペインです



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城からの景色を堪能した後
村を散策します

この村もまた
い壁とい屋根が美しい



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村の下の方まで歩いたので
この辺りで引き返すことに

こんな狭い場所でも
車は普通に走っていました



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道が二股に分かれていました

迷った末
左の道を行く事にします



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この道を上っていくと
恐らくホテルに着くはずです

村は迷路のような道が多いけれど
に行けば必ずに行けるので
道に迷う事はほぼありません



一旦部屋に戻り少し休んでから
チェックイン時にオーナーから聞いた
お勧めレストランに行きました

そのレストランは歩いて直ぐ
別のホテルの中にあります

開店時間の7時より少し前
レストランへ入りました

私達が一番乗りでしたが
すぐに客が次々とやってきました

さすが村で評判のレストランです

今日は食後にしたい事があるので
少し早めの夕食です



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8時半頃食事を終え
部屋に戻ってきました

飲み残したワインを持ち帰り
ホテルの部屋のテラス

グラスを片手にほろ酔い気分
アレンテージョの平野に沈む
美しい夕日を堪能しました



明日
ポルトガルで一番美しい村と言われている
モンサラーシュ村へ行きます



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