8日目(7月17日 金)


マルバオン → モンサラーシュ
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



今日はポルトガルで一番美しいと言われている
モンサラーシュ村

その村へ向かう途中
エルヴァスの町とヴィラヴィソーザ
立ち寄る予定です



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先ずは朝食

8時過ぎ一階の食堂
しかしまだ誰もいません
一番乗りです

準備もやっと整った所で
品数も未だ揃っていません



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食後ゆっくりと支度を整え
荷物を車に積み込みチェックアウト

オーナーにこの村を出る道を
教えてもらいました

この村のは全て一方通行
昨日の道を引き返せません

教えられたこの道も大変狭く
大型の車だと運転が大変です



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やっと村の入り口
小さな城門まで来ました

昨日この門を通り
なにも考えずに直進したのです

道が二股分かれていた事に
初めて気づきました



マルバオンはこれと言った見所
何もない静かな村でした

しかしこの村に滞在していると
不思議と心が和らぎ
のんびりとした気分になれる
居心地の良い村でした



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最初の目的地を目指し南下

辺り一面見渡す限り
コルクの樹が植えられています

この辺りはコルクの一大産地
所々で皮をむかれた幹があります



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これらは全てコルクの樹

ワイン好きの私にとっては
コルクと言うと直ぐに
ワインの栓を想像します

いったい何本分出来るのでしょう

本当は床材などもあり
応用範囲は広いのですが



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出発から一時間余り
最初目的地が見えてきました

要塞都市のエルヴァスです



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目の前に1500年代に作られた
水道橋が近づいてきました

この水道橋は全長7キロを越え
イベリア半島最長だそうです



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水道橋の下を通り抜け
町の中心にある
地下駐車場に車を預けました



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駐車場の上はレプリカ広場

目の前の建物の中に銀行
インフォーメーションがあります



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広場を挟んでその向かい
ノッサ・セニョーラ・ダ・アスンサオン教会



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入ってみます

かつてゴシック様式だったのが
16世紀マヌエル様式に改装されました

結構立派な教会ですが現在は
教区教会格下げされたそうです



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もう少し奥へと歩いていくと
ノッサ・セニョーラ・ダ・アスンサオン教会

こちらは16世紀に建てられた
ルネッサンス様式の小さな教会

8角形の形をしています



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内部の天井や壁
17世紀のアズレージョで埋め尽くされ
大変美しい



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其処から更に奥に行くと
サンタクララ広場に出ました

中央にはペニョーリが立っています

此処からへ行くと

暑くて動く気力がなく
見ずに元の場所引き返し
広場のカフェお昼にしました



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お昼休みをのんびり過ごし
時間を見るともう2時前です

もう一つ寄り道するつもりでしたが
このままモンサラーシュに向かいます



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走ること1時間弱目の前に
モンサラーシュが見えてきました

この村もまた小高い丘にあります



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モンサラーシュ村を一回りするように
ゆっくりと坂道を上っていきます



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村への道はよく整備されていて
良い景色を眺めながら走れます

村の入り口には幾つもの駐車場があり
その中の停めやすい所で駐車しました

予約したレンタルハウス
確か城塞門の外直ぐの場所に
あると思っていました



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そのレンタルハウス
何処にあるのか探しましたしました

しかし門の近くにあるのは駐車場だけ
それらしい家は見当たりません

城門の中に入って行き
きいてみる事にしました



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門を入って直ぐ横にある土産物屋から
男性が荷物を持って外に出てきました

彼にハウスの場所を訪ねた所
なんとそのハウスは彼の娘
運営していると言うのです



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さっそく彼は電話連絡してくれ
ハウスの前で彼女合う事になりました

目的のハウスの場所
彼女の母親が門を出た所から
下の集落を指さして
行き方を丁寧に教えてくれました

なんと借りた家は此処から
真下の集落にあったのです



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両親にお礼を言い
車に乗り込んで急坂を下り
レントハウスに向かいました



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教えられた通り車を走らせると
一軒の家の前で若い女性が待っていました

彼女がCasa Ladeira do Castelo
若いオーナーでした

挨拶を済ませた後
家の中へと案内されました

家の説明などを私達に伝えた
彼女は自分の家に帰りました



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一息ついてから
村の散策に出かけました

城塞の中の村へ行くには
この急な坂を上らねばなりません



クリックで拡大します 家を予約する時にこの家の位置
グーグル地図で一応確かめました

しかし門からの距離は判りましたが
高低差までは判りませんでした

まさかこれほど下に家があるとは
思ってもみず予想外でした

村の中のレントハウスにしておけば
もっと楽だったのにと少し後悔

借りた家に関してはこれ以外
何の文句もないのですが



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門までの高低差は結構ありますが
歩く距離はそれ程でもない
直ぐに城門へ着きました



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門を入ってすぐ目についた
昔の香りがする水飲み場



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村の中は団体の観光客が
帰った後なのか大変静かです



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のんびりと村を散策します



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村の中は数軒土産物屋
幾つかの小さな食堂
そして数軒の民宿があります



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一人の住民が何やら抱えて
家の中から出てきました

洗濯もののように見えます



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村の奥へ向かって歩いていると
この村の城が見えてきました

城の手前に見えるのは
民芸品を売る土産物屋です



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に到着しました

この城も壊れていて
ほとんど何も残っていません



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城壁には僅かに残った階段から
上がることが出来ました



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城の塔の上に行けるかどうかは
確かめなかったので判りません



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城壁の上から見た村は
静かで時の流れが止まったよう



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村の東側に広がる
向こうはもうスペイン



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下の方に目をやると
広大な村の駐車場が見えます

これだけ広い駐車場があるのは
村を訪れる観光客多いからでしょう

今はもう4時を過ぎ
殆どの観光客は既に帰った後でした



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城を出てまた村を散策



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これが村の教会

今夜は村の住民による
アカペラ合唱練習があるようです



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村には数軒の小さな宿泊施設のみ
宿泊出来る観光客数は限られています



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本当に静かで美しい村です



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1時間足らずで元に帰ってきました

宿のオーナーの父親の店
買い物をする事にします

店の中にはこの地方の特産品
手作りのクッキーなどの
食品類が売られていました



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ハーブが入ったクッキー数種
オリーブのペーストをお土産に購入

するとお父さんはおまけと言って
幾つかのお菓子を袋に詰めてくれました

彼にお礼を言って家に帰ります



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今日は自炊するための材料
買うのを忘れました

村の中には食料店は全くありません

聞くと食料品などの買い物
車で10分ほど離れた場所迄行くそうです

チェックインの時に彼女に聞いていた
この家からすぐ近くにあるレストラン
夕食を食べる事にします



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村で人気の店のようで
直ぐに客で一杯になりました

この店は年配の女性二人
全て切り盛りをしています

二人だけで対応するには客が多すぎ
なかなか料理が運ばれてきません



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窓の外の美しい景色を見て過ごしましたが
それでもかなり待ちくたびれました



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夕食を済ませ外に出る
日は少し暮れかけていました

家に戻り屋上のテラスから
アレンテージョの夕景を堪能

静かにゆっくり日が暮れていきます



明日
此処からすぐの所にある
エボラへ行きます



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