16日目(7月25日 金)


ファイアル島 → ピコ島
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



昨日は飛行機が遅れた
眠るのも遅くなってしまいました

その為何時もより
少しゆっくりと目覚めました



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9時過ぎ
朝食を食べに出かけました

殆どの宿泊客
食事を済ませた後なのか
ひっそりしていました



食事を終え宿の敷地を散策

広い敷地をくまなく歩き
その後部屋に戻り
出発準備を始めます


荷物をまで運んでから
オーナーの家に出向いて
チェックアウトです

昨夜飲んだワイン
パンチーズの代金を
支払おうとしました

しかし彼女はプレゼントだと言って
受け取ってくれませんでした

その申し出に驚きつつも
有り難くその気持ちを受け入れました


チェックアウトを済ませ
車に乗り込み出発です



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今日は地図で調べた
この島の見所2か所を訪れる予定

その後は島内ドライブして
出船時間まで過ごすつもりです

この島もやはり至る所で
紫陽花が咲き乱れていました



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先ずはこの島の西端にある
海中噴火の跡へ行きます

1957〜8年に噴火し
近隣の家は全て
灰で覆われてしまったそうです



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暫く海岸沿いを走っていると
それらしい景色が見えてきました

恐らくあの小高い山の辺りが
当時の噴火跡だと思います



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案内板に従い左折すると
突然荒涼とした景色が現れました



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半世紀以上たった今も
その辺りはが余りありません

アイスランドで見た景色と
少し似ているように思われました



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海岸近くに灯台あるので
近くまで行ってみます

灯台は噴火によって壊れたまま
残されているようです



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灯台までやってきました

この柵の向こう
全て噴火の後に出来た土地です



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この辺りも噴火後に
海が隆起してできた場所



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此処も海底が隆起した
新しい土地のようです



クリックで拡大します 駐車場へ向かう途中で
奇妙な場所がありました

それが何なのか解かりません

日本に帰ってから調べてみたら
当時の様子の写真などを展示する
地下資料館だと判りました

その入り口に気づいていたら
中に入っていたのですが
少し残念なことをしました



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この辺りはだったそうです

しかし噴火の為
辺り一帯火山灰が降り積もり
住めなくなったそうです

何千人もの島民が別の島
隣国移住したとの事です



次はこの島で一番高い山
行く事にします



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途中景色の良い所でストップ
車を降り展望台まで

駐車場から展望台までは
結構離れています

面倒くさがり屋の主人は
歩こうともしませんでした



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景色は美しいのですが
雲が邪魔してその美しさも半減

残念です



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再び車に乗り込み
火口跡のあるを目指し
海岸線を走ります



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暫くして脇道に入りました
この道も紫陽花が綺麗



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を目指し走る途中で
右手向こうの方に

サオジョルジュ島のようです



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山道を暫く走っていると
目的の山が見えてきました

山の高さは1031m
その手前に火口跡があるはず

しかし山の頂は雲が掛かっていて
火口跡が見えるか少々不安



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この辺りは晴れていて景色もよく
花に囲まれ快適なドライブです



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ビューポイントを見つけ休憩
たくさんのがのんびりと
草を食んでいいました



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目の前に見えるのははピコ島
残念ながらの為は見えません

この絶景を見ながら
持参したサンドイッチでお昼ご飯



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再び山を目指し出発

前方に小さな建物が見えます
恐らく噴火口はこの辺りのようです



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駐車場に車を停め下車

駐車場の直ぐ
トンネルがありました



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トンネルをくぐり抜ける
目の前に大きな噴火口跡が見えました

しかし雲が邪魔をして
なかなか火口跡の全容が見えません

暫く雲が消えるのを待ちましたが
何時までたっても消えません



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再びトンネルをくぐり
一旦に出ました

向こうの方に階段があります
火口跡が上から見られるようです



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火口跡を上から見ます

階段途中から見た駐車場の様子
紫陽花が満開で大変美しい



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はこんな感じ



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上から見た火口跡の様子
ほんの少し雲が消えました

下の人達がいる場所が
先程私達が見ていた所です

火口の周りは歩いて
一周できるようです



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火口を背にして反対側を見ると
目の前にピコ島が見えました

雲で隠れていた山の上
ちょこんと顔を出しています



出船時間までまだまだあります
もう少し島内ドライブをしようと
車に乗り込みました



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山道を抜け出て
海岸線を走ってみる事にしました



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しっかり地図を見ていたつもり
うっかり道路案内を見落としていました

気が付いたら目の前に
ホルタの町があります

ここまで来たので
先にレンタカーの返却場所
船着き場を確認することにします



ナビの指示に従い
レンタカーの予約書に書いてある
返却場所付近まで行きましたが
何処を探してもありません

近くにあるはずの船着き場
全く見当たりません

海岸線の道路を行ったり来たり
しかし船着き場が見つかりません



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車を降り港の端から端まで
じっくり見わたしました

主人が突然
向こうの方にフェリーらしきものが
停船していると言うので
に乗り行ってみる事にしました



クリックで拡大します どうやら目の前に見える建物
船着き場のようです

しかしこの辺りまで来ると
ナビの示す現在地
海の中になっています

どうやら船着き場が新しく建てられ
場所も変わったようです

真新しい建物の中に入り
レンタカーの返却場所を探し
確認する事が出来ました



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その後チケット売り場
5時半出船の切符を買おうとしましたが
既に完売だと言われました

その後の船は確か9時過ぎ最終便
宿に着くのがかなり遅くなります

しかし臨時便7時半にあるとの事
その船で行く事にしチケット購入



昨日レンタカーの受付の人
船のチケットの事を聞いた所
予約なしにいつでもその場
買う事が出来ると言われたので
1時間前に買えばよいと思っていました

まさかこれほど乗船客が多いとは
全く思っていませんでした

今は夏休みシーズンです
ピコ島へ行く観光客
多くて当たり前だったのです

何時でも買えるなんて呑気に考えず
朝一番にここまで来るべきでした


まあ予定より2時間遅れになりましたが
それでも最終便の9時過ぎより
早く乗れるだけましです

しかし7時半出船だと
宿に着いた頃には
レストランが閉店しているかもしれません

昨日の経験を踏まえ
今夜の夕食用の食料を買って
持っていく事にしました

今日もキッチンが付いた部屋
自炊が出来ます

食料持ち込みも飛行機とは違い
なら大丈夫です

この近辺で食料品店を探すことに



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小さな地図を頼りに
食料品店を探して歩きます

ここはホルタの公園
市民の憩いの場所のようです

この近くに市場があるはず



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公園の傍で市場を見つけましたが
時間が遅すぎ閉まっていました

どこで食料を買えばよいのか
全く判らなくなりました



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あてもなく歩いていると
町の中心に出ました

町のシンボル
立派な教会がありました

しかし中に入って
見物する気分にはなりません

付近に店はあるのですが
食料品店はありません



クリックで拡大します 脇道に入って
食料品店を探しましたが
見つけられません

ひょっとしたらこの町にも
スーパーがあるかもと思いつき
近くにいた女性尋ねてみました

彼女はポルトガル語でその場所を
教えてくれるのですが判りません

持っていた地図を書いてもらい
其処まで行く事にしました



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歩いていくつもりでしたが
思ったより遠いようです



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もう一度船着き場まで引き返し
で行く事にしました

本来は船着き場を確かめた後
島をドライブするつもりでした

しかし状況が変わってしまい
スーパで食料調達です



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船着き場からスーパーまでは
車で10分近くかかりました

この距離だと歩いていくのは無理
車を返却しなくてよかった



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半日で一周できる程の小さな島
こんな大きなスーパーがあるとは
全く思っていませんでした

私の町のスーパーより
よっぽど大きい規模です



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さすがは種類が豊富です

魚は鮮度が落ちやすいので
を買う事にしました



日本から持って来た保冷バッグ
買った食料を詰め
再び船着き場に戻ります

出船時間まで1時間以上ありますが
ゆっくり島をドライブする程の
時間はありません

船着き場の手前のスタンドで
ガソリンを満タンにして
レンタカーを返却

残った時間を大人しく
船着き場で待つ事にします



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荷物預け場所で乗船切符を見せ
スーツケースを預けます

これは飛行機と同じ仕組み



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船着き場にはスナック
飲み物が売られている
カウンターがありました

多くの人が何か食べながら
時間を過ごしていました



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いよいよ乗船

船のデッキで下を見る
最後の客が慌てた様子で
船に乗り込んでいました



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静かに船は動き出し
ホルタの町は遠ざかります

乗客の多くが
デッキで心地よい風に当たりながら
短い船旅を楽しんでいました



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船は速度を増し
島はどんどん離れていきます



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僅か30分程でピコ島の港が
目の前に見えてきました



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船の速度がゆっくりになり
接岸場所へと方向転換します



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いよいよ接岸するようです

向こうで待機していた職員
忙しく動きだしました



船は無事ピコ島に到着

荷物を受け取り
レンタカーのカウンターを探しましたが
どこにも見つかりません

の建物の中にないのです

そばにいた港の職員に聞くと
港の外の目の前に見える
建物群の一角にあるとの事

建物の場所特徴を聞いて
荷物を引きずり歩いていきました

レンタカーの事務所
一番端の建物の2階にありました

2階に上がると其処はいきなり事務所

先客が車を借りる手続きをしている最中
暫く待つ事になりました

30分以上待ち
やっと私達の番になりました


やっと借りられたのが
夜の9時過ぎ

此処からホテルまで
まだ30分以上かかります

大急ぎで荷物を車に積み込み
ナビ装着して出発



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ナビ任せで走っていると
車はすぐに人家を離れ
人家の全くない道路に出ました

島の中央を走る一本道

目の前に暑い雲に覆われた
ピコ山が見えます



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雲で覆われたピコ山
右手に見ながら走ります

夕日に山裾が照らされ
幻想的な景色



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この辺りは50qもの直線道路

遥か向こうの方まで見渡せ
対向車が来るとよく判ります



40分以上走ったところで
宿のある村近くまでやってきました

宿案内板がこの道路上に
あるはずだと思っていましたが
何処にも見つけられません

探しているうちに
村を通り過ぎてしまい
また引き返しです

確かにこの村のはず
村の中に入ってみました

しかし宿の案内板は見つけられません


既に時間は10時前

はてどうしたものかと思っていると
前方から若い女性二人が歩いてきました

車を降りて聞いてみました

すると彼女は即答
向こうから歩いてくる男性
宿のオーナーだと教えてくれました

彼女たちは彼に私達が
宿を探している事を伝えてくれました

彼女たちに礼を言って
彼の後をついていきます



クリックで拡大します 彼が案内した所は一軒の民家
彼の住まいが宿の事務所
受け付けも兼ねているようです

家の前に小さく
宿の名前が書かれています

しかし彼の家の前を見ても
私達が宿泊するはずの家は
何処にも見当たりません

確かHPで見た時の記憶では
数軒の石造りの家が建っているはず



チェックインを無事済ませると
は貴方たちの家に案内するから
自分の後ついてくるように言いました

どういう事か理解出来ないまま
車に乗り込み彼の車の後について大通り

大通りを数分走った後いきなり
畑の中私道に入りました

車一台がぎりぎり通れる細い道
恐る恐るついていきます

農道の突当りを曲がってすぐ
彼の車は停まりました

私達も同じようにストップして下車

彼は目の前の大きな家を指さし
これが貴方たちの家だと教えてくれました


周りを見渡すと
石の家5〜6軒点在していました

まさか宿の受付宿泊する宿
これほど離れているとは
全く想像していませんでした

これでは宿を探すのは無理
彼女たちと出あわなかった
宿が見つかるまでもっと時間が掛かったでしょう



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これが今回借りた
Hodile & Crasです

この島独特のスタイル
火山岩で出来た家です



彼から宿の説明を受けを預かり
荷物を運びいれたらもう11時前

色々な事が重なり
今日も宿の到着が遅れました

大急ぎで持参した食材で
夕食を作ります

食べ終わった時には
既に日付変わっていました



明日は一日中この島をドライブです

オーナーに教えられた
島のお勧めの場所をメインに
のんびりとドライブするつもりです



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