] ポルトガル南半分 そして アゾレス諸島 レンタカードライブ 旅行記 7月29日
20日目(7月29日 火)


終日 サンミゲル島観光ドライブ
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



今日は島の中央にあるカルデラ湖
フルナスの2つの温泉を観光予定

そして時間があれば
昨日のホテルに隣接する庭園
行こうと思っています


遅めの朝食を済ませ出発

どうも天気が思わしくなく
ぽつぽつと雨が降りだしました



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途中アゾレス諸島でお馴染み
の出勤時間に出あいました

牛の行列に鉢合わせすると
車を停めて待つ事になります



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昨日立ち寄らなかった
ビュースポットに行ってみました

天気が悪いせいか観光客も少なく
駐車場もひっそりとしています



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景色が美しい先の方まで
100m程歩いて行きます

西方面の景色は
黒い雲が邪魔をしてよくない



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の方向は少し青空が見えます

目の前のは全てお茶の木
製茶工場の見学も出来るようです



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再び車に乗り込み目指します

また雨が降りだしました
湖は見られるのでしょうか



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山の途中でみた景色
天気がよければ綺麗なのに残念



クリックで拡大します 急に雨が激しく降りだしました

が見えるこの辺りから
物凄い数の車が
路上駐車しています

木々の間から湯気が立ち上り
かすかに硫黄の匂いもします

車が多く停めるスペースがなく
かなり遠くに停めるしかありません

雨も激しいので行くのを諦めました



ここはミシュランガイドお勧め
森の中にある自然のまま
野趣味溢れる滝の温泉でした

近くに駐車できれば
見に行ったのにと思うと残念です


雨が激しく深い霧の為
の狭い坂道が判りづらく
速度を落とし慎重に走りました



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やっとフォゴ湖近くにやってきました

駐車出来るスペースを見つけ停車
歩いて湖が見える所まで行きます

しかし霧が深い為何も見えません



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湖が見下ろせる所に来ましたが
殆どの姿は判りません



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じっと待つこと数分

やっと霧が薄くなりその姿
少し判るようになりました



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待って 待って 待って
それでも霧はすっきりと消えません

湖の周りを散歩していた人が
ここまで上がってきました

彼らに湖の様子を聞いてみると
雨と霧で余り美しくなかったとの事



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また霧が濃くなり辺りは真っ白

これ以上待っても無駄だと判断し
山を降りることにしました

濃い霧で前方が殆ど見えない
運転もかなり慎重になります

はこの島の東の地域
ドライブを楽しむことにします



来た道を引き返し
一気に東方面へと走ります



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1時間余り走り
島の東側にやってきました

のどかな村の景色
どうやら漁村のようです



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快適なドライブが続きます

突然
川を挟み向こうに庭園

よく手入れされ美しい庭
車を停め行ってみます



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どうやらこの島の人々
憩いの場所のようです

駐車場も2か所作られ
カフェショップもありました



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道を挟んで反対側には
自然の滝を利用した
美しい庭も作られていました



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テーマパークのような
面白い庭でした

また急にが降りだし
土砂降りで前も見づらい

アゾレス諸島の島々は
周りを海に囲まれているので
雨雲が発生しやすいようです

特に山の上などは
霧の日が多いように思います



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島の天気は変わりやすく
少し雨が止んできました

辺りが少し明るくなり
景色も楽しめるようになりました



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おやおやまた牛

頻繁に牛と出あうので
もう慣れっこになってきました



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途中でまた美しい公園を見つけ
再び休憩の為下車

この島は道路わきの至る所で
素敵な公園があります



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公園内にはバーベキューが出来る
設備もよく整っています

あちこちで家族や仲間
ピクニックを楽しんでいました



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公園の奥の展望台から見た
素敵な景色



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この辺りが島の最東端

この頃になると青空
かなり広がってきました

もう少し先の大きな町の中程で
フルナスの町へ行く脇道があります

一旦フルナスに戻ることにしました



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ポヴォアカオの町から
内陸部に入りフルナス

美しい景色が広がっています



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フルナスの町方向を見ると
雲が途切れ晴れているようです

その向こうの方はまだまだ
厚い雲が掛かり天候は良くなさそう

フォゴ湖にもう一度行こう
思ったのですが止めました

先ずフルナス湖の温泉を
見に行く事にします



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フルナスの町を通り過ぎ湖まで

駐車場料金を支払い見学
施設は遊歩道が完備さています

地面から湯気が立ち上り
所々で温泉が湧き出ていて
かすかに硫黄の匂いもします



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泥の温泉が噴き出る所があり
出てくるのをじっと待ちます

吹き出す瞬間の写真を写すのは
なかなかむつかしい



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ここは絶え間なくぼこぼこと
温泉が湧き出ています

時折かなり高く噴出するのですが
なかなかシャッターチャンス
上手くいきません



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地面は硫黄成分の為
あちこちで黄変しています



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ここはかなり奥深い所で
温泉が湧いているようです

湯気だけがもうもうと
凄い勢いで上がっていました



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で作られた小山があります
さてでしょう



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遊歩道の両側にも
いっぱい小山があります

しかしこの中は立ち入り禁止



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此処にも小山があります

よく見ると小山の上に木の棒
突き刺さっているものがあります



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木の棒をよく見る
番号が書かれています



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小山が壊されその下に
土管埋められています



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重そうなを持った男性が
立ち入り禁止の柵を乗り越え
その中に入りました

そして長い紐の付いた麻袋
土管の中に入れました



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袋を入れ終わり土管に蓋をして
周りのをその上にかぶせます



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砂の小山を綺麗に整え
その上に番号札をさしました

麻袋の中身温泉の熱
蒸し焼きにする食品が入っています

昨夜私達が食べた料理
この様にして作られていました

この料理はこの町の名物
許可を得た料理人だけが
ここを利用出来るそうです



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ここの温泉は余り大きくなく
目の前はすぐフルナス湖

湖の岸から見ると
温泉の大きさがよく解かります



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湖で遊んでいる人は余りいず
ひっそりとしていました



この後昨日行けなかった
ホテルの裏の庭園へ向かいました

ところが庭園まで来たのですが
入り口が判りません

庭の周りを車で何度も周り探しましたが
どうしても見つけられません

もともとあまり庭園に興味のない主人は
ついに止めようと言いだしました

私も少し疲れてきたので
あっさりその言葉に従い
この町のもう一つの温泉へ行く事に


ミシュランのグリーンガイドによると
この庭園は町で有数の観光地

庭の中の池は温泉だそうで
水着着用で自由に入れるそうです

ただお湯はかなりぬるく濁っていて
日本の温泉とは随分違うようです



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もう一つの温泉は
町の東端に位置します

この温泉は民家に近く
明るい雰囲気で賑やかでした



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ここは温泉の出ている所に
一つ一つ名前が付けられています

この辺りは殆どが出ずに
蒸気だけが噴き出ています



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すごい勢いで<温泉
出ている所がありました

これだけの湯量があると
日本では温泉施設が作られますが
此処ではそんな施設はありません

湯の行き先をたどると
横のへと流れ落ちています



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写真の手前左側になっていて
崖下を流れるに湯が落ちているのです

日本人の私達からすれば
もったいないなと思ってしまいます



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ここは深い洞窟温泉
かすかに硫黄の匂いがします



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向こうの方で湯気が勢いよく
立ち上っています



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近づいて見ると岩の間から
すごい勢いで温泉湧き出ていました

よく見るとその温泉は他の温泉より
湯が黄色い色をしています

違う泉質だろうと思っていました



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湯が噴出している上に麻袋
たくさん積まれています

麻袋の中からトウモロコシ
所々顔を出しています

高い温度の温泉の湯を利用し
トウモロコシを茹でていたのです

そのトウモロコシの黄色い色
湯が黄色に変色していたのでした



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温泉地帯をぐるっと一周して
駐車場に戻ってきました

駐車場の辺りには
土産物屋がいっぱいあります



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土産物屋で売られていた
茹でたトウモロコシを買いました

温泉の湯のせいで甘いのか
もともと甘いのか判りませんが
大変甘くお菓子のようでした



そろそろ夕刻なので一旦宿に戻りました

明日の早朝には此処を出て
空港まで行かねばなりません

出発が早いので
今のうちに荷物の整理をし
必要のない物は車に積み込んでおきます


昨日食べたレストラン気に入り
今日も昨日と同じ所で食べるつもり

レストランのあるホテルまで歩いて
町をぶらつきながら行く事にしました



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町の中心は小さく歩いても
2〜3時間で回れる大きさです



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のシンボルの教会



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ぐるっと一周して
ホテルの前にやってきました



ホテルの中のレストラン

スタッフが顔を覚えていてくれ
昨日と同じ席に案内されました

昨日給仕をしてくれた男性
少し驚いた顔をして
私達の前にやってきました

昨日彼は私達に
ここに宿泊しているのかと尋ねたので
宿泊していないと答えたからかもしれません

このホテルに宿泊していない人間が
2日続けて食べに来るのは
やはり珍しいのでしょう

彼は馴染み客に接するように
気持ちの良い給仕をしてくれました

今日の夕食
アゾレス諸島最後の食事になります



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食事を終え外に出る
辺りはかなり薄暗くなっていました

宿のまで来た時には
かなり辺りが暗くなりました



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歩いている内どんどん暗くなり
すっかり闇に閉ざされてしまいました

宿の部屋に置いて有った
懐中電灯を持ってきて正解です

その明かりを頼りに暗い夜道
おっかなびっくり歩きます



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辺りは静寂そのもの

私達の足音以外
物音は何一つ聞こえません

一人だと怖くて歩けない



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無心で部屋を目指し歩いていると
ライトに照らされたが見えました

やっと到着正直ほっとしました



部屋に入りメールをチェックした所
明日乗る航空会社から連絡が入っています

見ると飛行機が遅れると言う連絡でした

この島で飛行機が遅れるのは
もう慣れっこです

この連絡メールの文面の中に
リスボンでのホテルレンタカーの手配が
出来ると書かれてありました

明日はホテル往復をタクシー利用のつもりで
レンタカーの予約をしていませんでした

所が色々と調べるうち
タクシーの質が余り良くなく
高額の料金を吹っ掛けられる事も

やはりレンタカーにしようと
早速この航空会社のサイトから
レンタカーを予約しました


明日はポルトガル最後の日

此処を5時半頃出発し
一路リスボンに向かいます

その後車でリスボンの西
グインチョの町にあるホテルへ行きます



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