9日目(1月15日)
セントクレア湖国立公園 滞在
今朝も心地よく目覚めベッドから抜けでて
窓の外を見ると何だか怪しい雲行きです
今日はダブ湖の周囲をトレッキング予定です
大丈夫でしょうか??

とりあえず顔を洗い散歩がてら
歩いてレストランまで出かけます
今日は少しゆっくり食事に来たので
沢山の人で満席状態でした
品揃えの豊富なビュッフェです
朝食は何処で食べても
不思議と同じものを皿に盛っています
お腹も満腹
車に乗り込み出発です
途中の道路では多数のワラビーが
車にひかれて死んでいました

10分ほどで駐車場に到着
朝未だ早いので人はまばらです
公園内のロッジに宿泊している利点ですね
小雨模様で霧が立ち込め
景色がよくありません
おまけに物凄く寒い!!
持って来た物を全て着込みました

トレッキングコースは
整備が行き届いているので快適です
が。。。
空がどんよりして小雨がぱらつき
快適なトレッキングとはいきません

少し歩き振り向くと
湖越しに先程の駐車場が見えました
湖の色も雨模様の為
濁って見えます

真正面のクレイドルマウンテンを
湖越しに見える場所に来ました
しかし頂上は雲がかかっている為
あまり綺麗ではありません

コースの至る所に
注意を呼びかけるb>立て看板があります
道標が沢山あるので
道に迷う事もありません
初心者でも簡単に歩けます

パンダニが沢山生えています
千年以上たって
背が高くなったものも沢山有ります


湖岸に下りてみました
曇っていて判らなかったのですが
水は澄んでいて大変綺麗です

湖越しに
再度クレイドルマウンテンが見えました
しかし頂上は
雲に覆われています
晴れていれば最高の景色なんでしょう

木製のトレッキングコース
湖を見ながら歩くので
余り疲れません

手付かずの自然
何万年も前の氷河期から脈々と
その生態系は受け継がれているのです
樹齢2000年以上の木もあるのでしょう

又クレイドルマウンテンが見えました
相変わらず雲がかかっています

赤い水の犯人
ボタングラスがあちこちに生えています
これほど群生しているのですから
水が赤く染まるのも頷けます

このあたりは低木ばかりで
見晴らしの良い景色が広がります
暫く休憩と言いたいのですが
雨が降り余りにも寒くゆっくり出来ません

デッドツリーブッシュに入りました
何千年も前から
横たわっているのでしょうか
苔むして神秘な雰囲気が漂います

トレッキング開始から2時間余り
やっと最初の地点に帰ってきました
ダフ湖周遊トレッキングで見かけた花々です
名前のわからないものも数多いです

ボロニア

アステラシアー

タスマニア スノーガム

ペンシルパイン

ギターペイント

???

パンダニ

パンダニ

タスマニアワラタ
タスマニア州花

タスマニアワラタ 拡大

???

パインアップルグラス

???

パンダミの実??

ボタングラス

ダフ湖周遊を終えて
ウォンバットのコロニーへ行く事にします
トレッキングロード脇の草むらに
巨大な糞が沢山有ります
やはりウォンバットが
沢山いるようです

道は整備されていて
歩くには快適です
しかし。。。。
とにもかくにも寒い
風も強く寒い!!!

トレッキングを諦め
ホテルの部屋に帰ってきました
部屋で休憩していると
部屋の前にワラビーがやって来ました
残っていたパンくずをやると
美味しそうに食べました
昼食を食べながらこれからの予定を立てます
天候に左右されない場所と言う事で
此処から近い鍾乳洞
マラクーパケープへ行く事にしました

車で1時間あまりで鍾乳洞に到着
窓口でチケットを購入し
ツアー開始時間まで待ちます
日本人家族が同じように待っていました
オーストラリア本土での仕事を終え
来月日本に帰るそうです

時間が来てツアーの始まり
結構規模の大きい鍾乳洞で
見ごたえ充分です


色々な形の鍾乳石がライトに当たり
幽玄の世界に
我々を引き入れます

幻想の世界
ここは別世界です


見学を終えると夕方近く
このままホテルに戻る事にします
空を見上げると
青空が覗いています
明日晴れればいいのですが。。

部屋に帰り暫く落ち着いてから
夕食に出かけました
レストランの前まで来たら
皆が騒いでいます
なんだろう??
ホテル前の草原で
大きなウォンバットが一匹
ちょろちょろと散歩していました

夕食を済ませ部屋に戻りると
ターンダウンのサービスに
チーズが置かれていました
夕食前にくべておいた暖炉の薪が
赤々と燃えています
寒い日の暖炉、、、最高!!!
明日も此処に滞在
トレッキング日和になる事を願いつつ
眠りにつきます