2日目(7月13日 金)


シンガポール → ヨハネスブルグ → グラスコップ
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本日の行程地図




クリックで拡大します 日付が変わり13日になりました
しかしラウンジ内にはまだまだ
大勢の人がいます

この空港は夜中出発の便が
多くあるのです

ボーディングの案内がないので
ラウンジ入り口付近のモニター
確認する必要があります



ラウンジから出発ゲートまで
歩いて15分ほどかかる為
案内があるに行く事にしました



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ゲートに来ましたが
ボーディングは未だ
始まっていませんでした



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暫くしてボーディング開始
機内に乗り込みました

今日はほぼ満席
夜中にも拘らず賑やかです



水平飛行になり
夜食が配られましたが
ラウンジでしっかり食べたので
少しだけ食べて寝る事にしました


今回このA350-900機は
フルフラットベッド仕様ですが
足元が狭く体が斜めになり
その姿勢に慣れない為か寝にくく
熟睡できないままになりました

ぼんやりとした頭のまま
朝食を頂きます


朝食後窓の外を見ました
しかし未だ真っ暗です

暫くすると下の方にぽつぽつと
明かりが見えてきました

もう直ぐヨハネスブルグに到着です



クリックで拡大します 飛行機は定刻少し前5時50分
ヨハネスブルク空港に着陸
スムーズに入国審査を終えたあと
荷物を受け取りました

その後南ア紙幣を少しだけ
引き出す為にATM

空港内は大勢の空港職員
旅行者の安全を守っています



南アのお金を手に入れ
レンタカーカウンターへ向かい
車を借りる手続きを始めます

その時国際と日本の両方の免許証
提出しなければなりません

ところが私の日本の免許証
忘れた事に気づきました

その為残念ながらは運転が出来ず
この旅行中は主人だけの運転となります


その後も手続きを進めていく中で
訪れる予定の国を聞かれました

ボツアナジンバブエだと答えると
エイビスではジンバブエの入国を
許可していないと言います

許可しているのは
ボツアナナミビアだけとの事

予定外の言葉に驚き
既にビクトリアフォールズ
宿を取っていると言いましたが
許可していないの一言


今回レンタカーでの
アフリカ旅行記を色々見て
どこの国でも走る事が出来る
思い込んでいました

レンタカー会社によって違いがあるとは
思っていませんでした


その時去年レンタカーを借りる際
出来事を思い出しました

最初エイビスで借りようとしましたが
北オーストラリアで借りた車で
西オーストラリアを走る事を
エイビスでは許可していない事を知り
ハーツで借りる事にした事を
思い出しました

その事をすっかり忘れていました

ただレンタカー手続きをした4月の時点で
手ごろな4WD車種があるのが
エイビスのみで他の会社は
トラック大きなジープしかなく
ここに決めたのです

ジンバブエに行けない事を知っていたら
大きいジープにしていただろうし
その後のハプニングにも
遭遇しなかったことでしょう


それではどうすればいいのか


するとスタッフ
ボツアナジンバブエ
国境付近で車を一晩停め
歩いて入国しその後
タクシーバスで行く方法しかないと言います

駐車できる場所はあるかと聞くと
近くにあり大丈夫との事


もう今更どうする事も出来ません



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ボツアナで走る事が出来る
レンタカーの入国許可証をもらい
車を借りる事にします

アフリカではレンタカー
別の国に入国するには
レンタカー会社が作成した
その国に入る許可証
国境で見せる必要があるそうで
許可証はいわば
車のパスポートのようなものです



アフリカ到着早々
免許証を忘れたり
借りた車でジンバブエ行けないなど
嫌な出来事が重なりましたが
取り敢えず車に荷物を詰め込み
出発する事にします



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空港を出てすぐ
夜が明けてきました

嫌なことを忘れるくらい
快適走りやすい道です



途中サービスエリアで車を降りて
日本から持って来た食料
スーツケースから出し
ドライブ中に何時でも食べられるよう
まとめる事にします

車のトランクを開け
ファスナータイプのスーツケースから
食料保温バックを取りだそうとした所
どうもです

ファスナーの引き手が見つかりません

旅行前にファスナーを閉め
2個の引き手を合わせ鍵をかけ
関空で預けたはずです

スーツケースをよく見る
引き手がなく
その部分がちぎれてしまっています

スーツケースのベルトをしていたので
ファスナーは合わさって閉じたままです

スーツケースが破損しているなんて
よく調べないと判らない
荷物をピックアップした時も
その事に気づきませんでした

もぎ取られたファスナーの持ち手部分
わずかに開いていたので
其処から手を突っ込んで
ファスナーを開けることにしました

スーツケースの
荒らされた形跡もなく無事でした

どうやら荷物を積み込む時に
他の荷物とこすれ合い
鍵の部分がもぎ取れたようです

もうこのスーツケース
使い物になりません
いずれ破棄しなければなりませんが
それは後で考える事にします

取り敢えず食料品保冷ケース
ドライブ中に必要な物を取りだし
衣類など他の物
荷物が増えた場合の為に持って来た
折り畳み式大型ボストンバッグに
詰め込みました


今日はこれで3回
ハプニングに見舞われましたが
これ以上無いことを祈るばかりです




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気を取り直して再び出発

時速120キロのスピードで
アフリカの大地を走ります



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1時間ほど走ると
地平線まで続く広い農地
雄大な景色に変わりました



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今日はグラスコップに行く前に
ブライデーリバーキャニオン
景色を見て回ります



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高速道路が終わり
道はN4と名前が変わりました

制限速度は同じ120キロ
心地よい走りです



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暫くしてR36へと入ります

この辺りから少し
山岳風景になってきました



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小高い丘も見えてきました

旅行前はアフリカと言うと
サバンナをイメージしていました

しかしこの風景を見てアフリカ
イメージが変わりました



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そろそろ最初の目的地
近づいてきました

この辺りは小麦の他に
ミカン栽培が盛んなようです



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ブライデリバーキャニオンでの
最初の観光スポット
スリーロンダベルに到着

公園入口の事務所で入園料
2人分50Rを支払います



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駐車場に車を停めて
公園内を見て回ります



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今の季節は
草木は赤茶けているのが多い



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最初のビュースポット

向こうに見えるのが
ブライデーダムです

こんな素晴らしい渓谷
南アフリカにもあったのです



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アフリカの伝統的なバンガロー
ロンダベルの形をした3つの
ダム湖の美しい眺め



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これがこの場所の名前となった
3個のロンダベルの岩



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私が以前抱いていた
アフリカのイメージとは異なる
大変美しい景色



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高低差が1000mある
素晴らしい渓谷を暫く眺めます



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スリーロンダベルから少し歩くと
太古の昔に地殻変動があったことが
判る地層があります



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何十億年も前に起きた
地殻変動で出来たそうです



クリックで拡大します に向かったのは
ローフェルトビューポイント

再び入園料を支払い中へ

駐車場の周りには土産物屋
木彫りの動物人形や
プリントしたを売っていました



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駐車場から少し歩いて
ビューポイントまで



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遊歩道が整備され歩きやすい



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此処は先程の場所より
少し低い位置にあります

ダムが向こうの方に見えました



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右手に移動下方を見ると
ブライデ川が見えました



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川の近くに何やら人工物が見えます

どうやら谷底まで行けるようで
がついていました



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此処でも地殻変動の跡である
地層がくっきりと見えました



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次はブラックスポットフォールズ



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またまた入園料を支払い駐車場へ

広い駐車場で見かけた可愛いヒヒ



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此処はかなり広く観光客も多い
ビューポイントまで結構歩きます



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暫くしてが見えてきました

この場所はブライデ川
トゥルー川が交わる場所です



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二本の橋の奥の方にある橋を
最初にわたります



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橋の上から見た景色

川までかなり深く切れ込んでいて
結構スリルがありました



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滝壺にコインを投げると
夢がかなうそうです

どの国でも同じですね



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ぐるっと回って二つ目の橋から
最初に渡った橋の方を見てみます



次はリスボン滝に行く事にします



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R532の道から脇に逸れて
暫く走ると駐車場があります

此処は入園料はいりませんでした



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土産物屋の横を通り奥へ進むと
が見えてきました



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夕刻近く観光客も無く静か
水音だけがあたりに響きます



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4時近くになったのですが
あと一か所だけ見ていく事にします



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神の窓と言われるビュースポット

此処は人気の場所なのでしょう
観光客土産物屋も多い



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それでは公園内を散策します



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雄大な景色が広がりますが
最初にスリーロンダベルを見た為
若干見劣りがしました



クリックで拡大します ビューポイントから脇に逸れる
熱帯林の遊歩道があります

此処はかなり坂道がきつい
主人は登ってきません

時間も遅い為途中で諦め
宿に向かう事にしました



クリックで拡大します 走ること15分ほど
グラスコップの町へ

街の中ほどの閑静な住宅街の一角に
今日の宿がありました

車の停まる音を聞きつけ
中から白人の女性が出てきました



彼女はここのオーナーでした

彼女と挨拶をかわし車を停め
荷物を運びいれてチェックイン



部屋に入り落ち着いてから
直ぐパソコンを取りだしました

今日朝レンタカーデスクで言われた
気になっていることを調べます

ボツワナからジンバブエに入る為
ボツアナ側の国境付近
車を丸一日駐車しないといけません

そのあたりに駐車場
あるかどうか調べました

グーグルマップナビを使い調べました

どうやら国境すぐ近くに駐車場があるようで
恐らく車は駐車出来そうです


ただ心配なこといくつかあります

車を一晩駐車じておいても大丈夫か

荷物は余分なもの以外全て持ち
国境間を歩いて通らねばならない

無事出入国が出来たとしても
その先ホテルまで行く為の
タクシーバスが本当にあるのか

それらを考える
まだまだ不安があります


主人はビクトリアフォールズの宿に電話をし
迎えに来てもらえば良いと言います

しかしまだ国境の様子がはっきり判りません

ボツアナに入ってから
ボツアナの宿で聞いてみる方が確かだと
は電話をするのをやめました


取り敢えずこの問題はボツアナに入国する迄
考えないことにします


色々考えてお腹もすきました

宿で教えてもらった
お勧めレストランへ出かけます



難題を抱えたまま
アフリカの旅が始まりました


明日からクルーガー国立公園内で2泊
サファリドライブを楽しみます



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