8日目(7月19日 木)
ビクトリアフォールズ(ジンバブエ)→ グエタ(ボツアナ)
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本日の行程地図

目が覚めベランダに出てみると
丁度朝日が昇って来るところ
余りにも寒いので
上着をとりに部屋の中へ

もう一度外に出てみると
かなり明るくなり
水煙がはっきり見えます
6時半になり
朝食を食べに行きます
今日はこれからヘリコプターで
空から滝を眺め
その後ホテルに帰り迎えの車で
再びボツアナに入る予定です
その為遊覧飛行から帰って
直ぐチェックアウト出来るよう
荷物を片付け
ドアー付近において置きます
荷物を整理し約束の8時に
待ち合わせ場所のロビーに行きましたが
遊覧飛行会社の迎えの車が来ません
いくら待っても来ないので
フロントで問い合わせてもらう事にしました
どうやら忘れていたらしく
30分遅れでやっと車がきました
急いで乗り込みヘリポートへ
約束の時間からかなり遅れ
やっと順番が来ました
今回もヘリコプターに乗る前に
体重を測ります
同乗者はベルギーからきた
母娘2人で総勢4人
指定された座席に座り
渡されたヘッドフォンを装着
今回のヘリコプター内は
窓がガラス張りです
窓のないタイプだと思い
かなり着込んできたので暑い

緩やかに離陸し
先ずは滝を目指します
川の先水煙が見える場所が
ビクトリアフォールズです

上から見ると川の様子が
よく解かります
アマゾンイグアスの滝より
川の幅が狭いです

ヘリコプターは滝の
前方へと周り込みました
上から見ると昨日歩いた橋や
管理事務所の様子も
よく解かります

もう少し移動し橋を見ます
昨日この橋の上からの
バンジージャンプを
しつこく勧誘されました

その先にザンビアの管理事務所
2つの管理事務所間の距離が
かなり離れている事が
よく解かりました

機体が少し降下したので
滝がよりはっきり判ります
昨日行けなかった
ザンビア側のビュースポット
ザンビア側は滝を見る場所が
余り無いようです

滝の先では川が深く浸食し
鋭い角度で蛇行しています

滝の上空から見た
ジンバブエの大地

もう少し移動します

滝の周りの様子を
ゆっくりと見る事が出来ました
前回オーストラリアでは
窓のない機体で寒かった
今回も同じタイプだと思い
厚着をして乗り込みました
ところが今回は窓付きタイプ
厚着している為サウナ状態です

ビクトリアフォールズの街並み

アフリカだと言わなければ
ヨーロッパの小さな町だと
勘違いしそうです

今どのあたりの上空なのか
全く判りません

ビクトリアフォールズの
下流から眺めた景色

川の蛇行している様子

川の蛇行は気の遠くなるような
年月をかけて出来たのでしょう

アフリカの大地
美しい大自然

滝から離れ国立公園へ
機体の真下に像がいると
案内があり必死で探します
いました
数頭の像がいます

カメラのズームレンズを忘れた為
大きく写すことが出来ません
実際に目で見た大きさは
このくらいでした

次はキリンだとの案内があり
また必死で探します
地面とキリンの色が似ている為
なかなか見つけられません

いました いました
機体を旋回する為
なかなか見つけられません

5頭も見る事が出来ました
しかし機内が暑い上
厚着のまま下を見ていた為
気分が悪くなりました
その後チーターがいると
案内があったのですが
気持ち悪くしっかり見る事が出来ません
頭がぼんやりとして
見落としてしまいました
主人や同乗者たちは見られたようで
かなり残念な気分が残りました
25分のフライトを終え
ホテルまで帰ってきました
ヘリの時間が30分遅れた為
大急ぎで部屋に戻り荷物を持って
チェックアウトを済ませました
ホテルの外に出ると既に
迎えの車が待っています
車に荷物を積み込み
ボツアナに向けて出発

1時間ほど走りジンバブエの
出国管理事務所に到着
余り出国する人がいなく
直ぐに順番が来ました
スタンプを押してもらい
これで出国手続き完了

手続きが完了した時点で
運転手の男の子が
少し待ってほしいと言って
どこかに消えてしまいました
訳が分からないまま
じっと待たされる事に
20分ほどして
さっきの運転手がやってきました
彼の後を歩き出国ゲートを出ると
別の車の横に女性が待っていました
その女性が車に乗るように言い
私達の荷物を積み込みました
私達が乗ってきたさっきの車には
ボツアナからきた1組の夫婦が乗り込みました
つまり車と運転手は
出入国手続きをせず
此処で引き返す為
ジンバブエビザの代金が不要なのです
上手く考えたものですがその為
この先の予定がまた遅れました

女性が運転する車で
次はボツアナ入国管理事務所へ
手前の建物でパスポートに
スタンプを押してもらい完了
今回は出国も入国も
混むことなくスムーズでした
目の前の小さなゲートをくぐると
ボツアナ入国です
公共交通機関を利用する人達は
両国の事務所間は徒歩移動です

30分ほど走り12時半頃
送迎会社の敷地に到着
予定していた時間より
かなり遅くなりました
昨日から此処に停めていた
レンタカーに乗り急いで出発
次の宿に向かう前にこの町で
ガソリンを入れなければなりません
街の繁華街のスタンドで給油し
その近くのATMで
ボツアナ紙幣を取り敢えず
500ブラ引き出しました
紙幣を手に入れてから横を見ると
隣のショップで
スーツケースが売られています
丁度良いタイミング
新しいケースを買う事にしました
店員に壊れたスーツケースを
引き取ってくれないかと聞くと
快く承諾してくれました
これで捨てる場所に悩まずに済み
大変気が楽になりました

今晩の宿まで此処から
恐らく5時間はかかります
時計を見ると時間は既に
1時半を過ぎています
大急ぎで宿に向かい出発

道はよく整備され走りやすく
120キロで突っ走ります

走っていると向こうに
大きな物体が見えます
1匹の像でした

時間がないのは判っていますが
思わず車を停め写真を
ボツアナでは至る所で
像が道路わきに出てきます
像に注意との道路標識が
数多く立てられていました
再び宿に向かい走っていると
急に車を停められました
ボツアナの中央地域では
口蹄疫が以前発生しました
その為この地域に入る時には
消毒液に靴や車を漬ける
決まりになっています

まず全員車を降りて
消毒液の入った容器の中に
靴を履いた侭靴底を漬けます
その後車に乗り込み
消毒液で満たされた場所を
車で走り消毒は完了です

おや オーストラリアで見た
アリ塚がアフリカにもあります
アリ塚は世界中色々な所で
見る事が出来るようです

やっとネイタの町が
近づいてきました
町に近づくに従い制限速度は
80そして60キロと
スピードダウンせねばなりません
80キロ制限になった頃
向こうから走ってくる車数台が
ライトをパッシングしてきます
スピード違反の取り締まりかなと
主人が言いました
しかし前方にそれらしき
気配は見当たりません
ライトが点いているのを
教えてくれているのかも
色々話している間に制限速度は
60キロになっていました
しかし主人は気づかなかったようで
80キロのままで走っています
ナビは制限速度60キロを示しています
主人に注意したのですが
主人はまだ80キロのままだ
60キロの標識は無かったと言い張ります
言い争いをしていると
目の前に旗を持った警官が現れ
車を停めるように指示します
車をストップし窓を開けると
路肩に車を寄せるようにと言います
言われたように車を路肩に移動し
車から降りました
するとこちらに来るようにとの事で
彼についていきました
其処で私達の車が写っている
小さなビデオを見せられました
ビデオには走っている車の速度も表示され
私たちの車は77キロで走行しています
その後彼は17キロオーバーだと言いました
此処は80キロではないのかと聞くと
彼は首を横に振り60キロだと
机の前にに座っていたもう一人の警官が
速度と料金の書かれた表を見ながら
17キロオーバーなので違反金は
450ブラだと言います
先程引き出したお金
100プラ札5枚を彼に渡しました
ところがお釣りの50ブラが
違反金を入れた箱の中になく
警官二人とも持ち合わせがないとの事
そこで50ブラ負けてほしいと言ったら
あっさり良いとの事で
100プラ返してくれました
せっかく何台もの車が
忠告していたのに残念です
違反金を取られて悔しいので
せめて記念写真を一緒に
写したいとリクエスト
いいよと言う事で
悔しさの混ざる記念写真を

またまた無駄に
時間を使ってしまいました
しかもお金まで
時間はもう直ぐ5時
日没は5時45分頃
それまでに到着するよう急ぎます

道路の両脇に
マガディカディバンが見えました
この辺りは草も生えていて
塩湖でも真っ白ではありません
宿はもう直ぐです

やっとグエタの標識が
前方に見えてきました
あそこの道を左に曲がると
グエタの村があります

グエタ村の一番奥に
今日の宿がありました
なんとか日没までに間に合い
チェックインを済ませます
スタッフに案内されてロッジへ
ところが予約していた部屋は
鍵が壊れていて開きません
同じタイプの部屋は満室の為
空いていた別のタイプの部屋へと
案内されました

荷物を部屋にいれ
食事まで少し時間があるので
先にシャワーを浴びる事にします
体をさっぱりさせて
夕食を食べにレストランへ
今日は時間に追われヤキモキした上
余分なお金を使ってしまいました
明日からモレミ動物保護区で2泊し
ゲームサファリを楽しみます