7日目(7月17日)


サンセバスチャン 滞在 近郊ドライブ
(333KM)


今日はサンセバスチャン滞在

急ぐ予定が無いので
ゆっくりと朝食に出かけました

ホテル朝食
此処の朝食はコンチネンタル

数種類のパン ヨーグルト
ハム チーズ コーヒー ジュース

を持ってきてくれます

数種類の果物 シリアル類は
ダイニングのに用意されています

スペインは夕食が遅いので
これで充分です

年配夫婦の宿泊者が多く
朝のゆったりとした時間が流れます



展望台からの眺め


朝食を終えドライブ


先ずは市内が一望できる高台にある
モンテ・イゲルト展望台まで

の中走る事20分ほど
山上にある展望台駐車場に到着

から吹き付ける風雨がまるで台風のようで
体を支えるのがやっとの状態です


展望台から見た サンセバスチャンの町並み


展望台には子供の遊園地
併設されています

展望台から見た
貝殻の形をした海岸に沿って
建物がぎっしり立ち並んでいます


一寸絵になる良い景色ですが
天候が悪く海の色
今ひとつ良くなく残念です



展望台から見た サンセバスチャンの町並み



先ほど走ってきた海岸べりの道路も
手に取るようによく判ります

海岸近くの緑の向こう
宿泊しているホテルがあるはずです

今日は雨でしかも風が強く波高く
は殆ど出ていないようです



サンセバスチャンの町



ゆっくり景色を楽しんだので
次にオンダリビアまで行く事にしました


サンセバスチャンの町を抜け
高速を1時間ほど走ります


オンダリビアの家並み


オンダリビアは
フランスとの国境に近い港町

家並みはスペインらしさを感じません

旧市街の端から高台に出ると
オンダリビアの家並みの向こう
が見えます


海の向こうはもうフランス
エンダイヤの町です


オンダリビア旧市街
旧市街
バルコニーつきの家が立ち並び
落ち着いた雰囲気があります

急な大雨だったので
人が少なく閑散としていました

オンダリビア旧市街



パラドール付近の家並み

旧市街から要塞がある
高台まで向かいました

現在要塞はパラドールになっています

この辺りも雰囲気の良い
古い家並みが続いています

パラドール付近の家並み




対岸はフランス



ダラダラと坂道を降りて
船着場の駐車場まで帰ってきました


はすっかり止んで少し晴れ間も見え
対岸のフランスの町も綺麗に見えました

直ぐ目の前がもうフランスなのです



フランスへ行くかどうか迷いました

と、地図を見ると
牛追い祭りで有名なパンプローナが近くにあります

思いつきで出かけてみる事にしました


シャッターが閉められた パンプローナの旧市内 旧市街に入りましたが
駐車スペースが有りません

駐車場を探しつつ
旧市街をで通っているのですが
変な事に店のシャッター
全て閉まっています

金曜日普段は開いているはずです

祭りが終わったばかりなので
町中がお休みなのでしょうか



静まり返ったパンプローナの旧市内

祭りの最中に牛が人を襲い
死亡事故が起きた事を
一昨日のテレビニュースで知りました

街中が喪に服しているのでしょうか?

ゴーストタウンのように
町は静まり返っています

観光客が歩いているのを
時折見かけるだけです

不気味なので町の散策をやめました




一面の小麦畑



此処から帰るつもりが
パンプローナから近い場所
グリーンガイドお勧めの地点を発見


またまた寄り道です


この辺りは小麦畑が多く
のどかな風景が広がります



リザーラの旧市街



走る事1時間リザーラに到着


予備知識が無いままでの観光です

この町も牛追い祭りの時に着る服が
ショーウィンドーを飾っていました

此処の村人
祭りに参加したのでしょうか?



聖堂


この村の聖堂へ向かいました

あちこち迷ってやっと見つけた聖堂
観光客も少なくひっそりしていました

寄り道をしすぎたので
急いでホテルに帰ります

聖堂入り口



ホテルに着いたのが7時過ぎ
急いで食事に出かける用意をします

フロントでタクシーを頼み
やってきた車に乗り込みました

車に揺られる事30分余り

郊外の一軒家の前で車を降りました

今日の☆☆☆レストランMartin Berasategui です


ゆったり配置された レストラン内部 に入ると
日本女性のスタッフが現れ
席に案内してくれました

此処に来て未だ半年足らずだそうです

メニューを渡され何時も通り
ムニュデキュスタシオンを注文

今日はワイン選びを少し迷ってしまいました

何時もは赤ボトル一本
主人が1グラス私が残り全ての配分です

今日はなぜか
も欲しくなったのです



赤白どのように頼もうか
迷っていました

その時日本人スタッフ
『料理にあわせてワインをグラスで楽しむ事が出来ますよ』
教えてくれました

過去に何度か注文した事のある
ワインを各々の料理と合わせるメニューだと
二人とも思い込み私だけそれを頼みました

当たり前のように数種の白と赤
頂けると思っていました

最初の皿が運ばれ当然のように
直ぐ白を飲んでしまいました

次の皿が運ばれたのに
なかなかワインがサーブされません

? ? ?

暫くして赤のワインが運ばれました

(何故赤? ? ?

少し疑問に思いつつ飲んでしまいましたが
それ以降ワインは運ばれてきません

? ? ?

広いフロアーに贅沢なテーブル配置 どうやら彼女のアドバイス
赤白一杯のグラスワインだったようです

それ以降グラスが空でも何も聞いてきません

我慢できずもう一杯別の種類の赤を注文

すると好みも聞かず運ばれたのは
明らかに前よりレベル下のワインです

これも無くなりましたが
料理はまだまだ続きます

仕方なく又別の種類の赤を注文
こちらはもっと下のワインでした



どんどんランクの落ちるワイン
料理と合わせてはいませんでした

もうワインと料理を一緒に楽しむ事を諦めました

最初にソムリエが来て相談に乗ってくれていれば
このような事は無かったのですが
何故だかソムリエを最後まで見かけませんでした

食後日本女性の計らいで厨房
物凄い数の調理人たちが一斉に挨拶してくれました

その時『今日はシェフが留守をしています』と言いました
ひょっとしたらシェフと一緒
ソムリエも出かけたのかもしれません

シェフの留守はよくある事
しかし三ツ星でソムリエがいないのは初めてでした

『ワインに詳しい知識の無い者
客の好みも聞かずにアドバイスをした』
事に気付かなかった私の失敗でした

過去に好評だったメニュー構成のデキュスタシオン
これもシェフが留守の為なのかもしれません

今日は大変不満が残る食事となりました
残念です


明日レルマに向かいます

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