2日目(7月12日 金)


ケフィラヴィーク より ヴィーク近郊 まで
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)


昨夜到着したのが真夜中
眠るのが遅くなったのですが
時差の加減で早く目が覚めてしまいました

後片づけを済ましてから
昨夜教えられた朝食時間
ダイニングルームに向かいました

未だ早いのか誰もいなくてひっそりしています

もう既に食事を済ませた人がいたようで
使われた食器が机の上に
ポツンと置かれていました

簡単なビュッフェ料理です

今回の旅行の間毎朝
同じパターンのビュッフェ料理で
あまり変化は有りませんでした

食事の途中で宿の主人が出てきて
ダイニングのオープンキッチン
料理を作り始めました

出来上がった卵料理
早速頂きました

アイスランドの卵は黄身が濃く
今まで食べた卵の中で
ダントツに美味しい卵でした


朝食を済ませ荷物をまとめ
チェックアウト



クリックで拡大します 今日はヴィーク近郊のホテルまで
数か所観光地に立ち寄る予定です

先ずは空港から近くにある
地熱地帯クリズヴィークへ行きます

首都レイキャビックへ向かう
国道41号線を走り
途中で42号線に入り暫く走ると
目的地に着くはずです

国道41号線は主要道路だけあり
2車線の走りやすい道路です



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車窓から見えるのは
辺り一面噴火した溶岩の海
も生えていません

溶岩の上に苔が生えているだけ
視界を妨げるものは何もなく
異様な景色が広がっています



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景色に心を奪われ脇道に入る標識
うっかり見逃してしまいました

慌ててUターンします


雲行きが怪しくなり
時折小雨が降り出しました



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目的地への分岐点まで戻り
国道42号線に入っていきます

この分岐点の辺りは
周りに何も有りません

行き先を示す道路標識
ポツン一つ有るだけなので
うっかり見過ごしてしまったのです



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42号線は1車線の道路ですが
ちゃんと舗装されているので
走りやすい道路です

周りの景色は一面苔むした溶岩の
寒々とした景色です



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走りやすい道路と思っていたのが
道が2つに分かれる辺りから
未舗装道路になりました

しかも起伏のある山道です

こんな道でも制限速度90キロ
日本では考えられません



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もかなり降ってきました

未舗装の濡れた山道
スピードを出すとかなり危険です

を走っていたセダン
下りの砂利道で停車しました

このまま走るか引き返すか
迷っているのでしょうか



クリックで拡大します 停車した車の横を抜け
目的地へと走り続けます

はますますひどくなり
雨がのように坂道を流れていきます

窪地になったでは
水溜まりが幾つも出来ています

深さ10センチ以上ある
小さな池の様な水溜まりを突っ切ります

この車を借りて正解でした



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雨の中走る事半時間あまり
最初の目的地
クリースヴィークに到着

駐車場に車を停め
歩いて観光です

辺りに硫黄の臭いが漂っていて
温泉が湧いているのを実感します



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運の良いことに
雨も小雨になってきました



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遊歩道が作られているので
歩くのは大変楽です

地熱地帯の観光開始です



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地面のあちこちから
勢いよく蒸気があがっています

シューシューと蒸気が
地上に出る音が聞こえてきます



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温泉水は硫黄成分の為
土も岩も緑青色になっています



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硫黄を含んだ泥温泉
あちこちから湧き上っていました



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ぷくぷくと下から泡が出ているのが
面白く見ていて飽きません



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此処は遊歩道のあちこち
展望場所が設けられているので
ゆっくり様子を見る事が出来ます



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展望場所の一番高い所から
駐車場方向を見た景色

辺りに木々見当たりません
背の低いが生えているだけです



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別方向を見てみました

正面の低い山の中腹から
が幾つか上がっています

どうやら温泉の蒸気のようで
あの辺りにも温泉が
湧き出ているのでしょう



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地熱地帯の観光を終了して
次の目的地へ向かう事にします

海岸付近を通っている
427号線へと車を走らせます



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427号線に入りました

車窓の右に見える景色
むこうの海岸線まで苔むした溶岩

やはり辺りには何もありません



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面白い形の低い山が
これまでの変わらない景色
変化を付けてくれました



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今日初めて草が生えているのを見ました
青いルピナスが群生しています

寒々とした景色が多い中
ぱぁっと心が華やかになりました

アイスランド旅行の間中この花
いろんな所で見かけました



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花の風景を楽しんでいたのも束の間
また不思議な光景です

海岸近くまで一面の溶岩平野
も殆ど生えていません

ここが同じ地球であるとは
信じられない景色でした



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海岸を離れ内陸部に入り
国道一号線へと向かいます

この辺りもやはり
は生えていません

僅かに草が生えているだけ
遥か遠くまで
無機質な景色が続いています



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国道一号線へ入って間もなく
スーパーを見つけました

トイレ休憩を兼ねて
何か昼食用の食べ物を探します



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こちらは色んな種類のパン

日本では見られないような
面白いパンもありました

物価は日本の2倍強です



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シリアルの数類は大変多い

日本でおなじみの品もありました



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アイスランドの日常食スキール
色んな種類が有りました



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これが今日の昼ごはん

クレープの様なパンと
ライ麦パン

そしてハムプチトマト2パック
他に2本

合計7点しめて2600円でした



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スーパーの駐車場に停めた車の中
買った食材で昼食を済ませ出発

次の目的地
セリャランスフォスへと向かいます

この辺りは豊富なのか
緑豊かな牧草地が広がっていました



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走ること1時間ほどで
セリャランスフォスに到着

滝は国道一号線からも
見える場所にありました

だだっ広い駐車場が有りました



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駐車場の片隅
移動の売店が有りました

この日の気温は8度
温かいコーヒー
一番良く売れているようでした



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の説明が書かれた案内板

アイスランドの言葉以外
英語ドイツ語でも
書かれていました



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有り難い事に
簡易トイレもありました

トイレの向こうに見えるのが
国道一号線

国道一号線の直ぐ傍
滝が有る有りました



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滝の前まで行って見ましょう

に沿って歩いて行きます



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の向こうは草原

その向こう
数件のが見えます

先ほど見かけた馬の
持ち主の家でしょうか



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滝のすぐ傍まで行きました

物凄い水量
水しぶきがこちらまで
飛んできます



クリックで拡大します この滝は裏側
遊歩道が有るそうです

滝の裏側に行って見る事にします

裏側に行くまでに
大量の水しぶきに掛り
びしょ濡れになってしまいました

カメラは濡らさないよう
ビニール袋で包んでおいたので
無事でした



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に向かうのはやはり
スコゥガフォスです

一号線沿いは黄色い花が群生し
素晴らしい景色が続きます



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先の滝から車で5〜6分の所に
スコゥガフォスが有ります

今度はルピナスが群生する
だだっ広い牧草地になりました



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あっという間にスコゥガフォス到着

広い草地の向こうに
目指すが見えます

滝の上の方に目をやると
展望台が有りました



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滝の前まで行ってみる事にします

水量が多い為もの凄い水しぶき
顔がびしょびしょです



クリックで拡大します 滝を上から見る為
展望台へ行ってみます

思っていたよりも高く
必死で階段を上っていきました

主人は途中でギブアップ
さっさと下へ降りて行きました

この場所はまだ途中
此処から未だもあります



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ふうふう言いながら階段を上り
やっと展望台に到着
素晴らしい景色が広がりました

遥か向こうが見えました



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残念ながら展望台からは
滝の下まで見る事が出来ません

苦労して登ったのにと
少々がっかりです



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展望台の後ろの柵を乗り越え
滝の先を見てみました

小さな小川
勢いよく流れていました



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主人が待っている駐車場に戻り
次の目的地に向け出発

国道1号線に走ります

この辺りは一面
ルピナス群生地でした




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余りにも綺麗に咲いているので
車を脇に停めて暫し鑑賞



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目的地に行く途中
左の車窓から氷河が見えました

ミールダルスヨークトル氷河

氷河の一部は火山灰が掛ったのか
真っ黒に黒ずんでいます



クリックで拡大します 地図を見ると
氷河の近くにが有ります

予定を変更して氷河の近くまで
寄り道する事にします

一号線から脇道に入ると
急にオフロード狭い道になりました

あちこちに大きな
ゴロゴロと転がっています



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すれ違う事が出来ない
狭い悪路が続きます

対向車が来たらどうしようと
不安な気持ちが頭をよぎりました



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ゆっくりと車を走らせ
広い場所に出ました
カフェーの建物もあります

周りには車が2〜3台停まっていて
ぱらぱらと人が歩いていました



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駐車場の案内板には
氷河の先まで片道15分
書かれてありました

それでは氷河の先まで
砂利の坂道を歩いて行きます



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少し歩き疲れた頃やっと
氷河の先端近く迄来ました

氷河は予想以上に汚れていて
薄汚い色をしていました

火山が噴火した時に出た
灰の色でしょうか



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氷河トレッキン
しているがいます

駐車場のカフェの壁に
トレッキングツアー
案内が有ったのを思い出しました

此処はガイドを雇って
氷河トレッキングが出来るようです



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思いつきで寄り道をし
少々時間を使いました

今日最後の目的地に行く為
先ほどの砂利道を引き返します

狭いガタガタ
対向車が無いのが幸いです



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再び国道1号線に入り
東の方向へ突っ走ります



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目的地ディルホウラエイ
1号線から外れ
行き止まりの道の最後にあります



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目指す観光地である
ディルホウラエイの風景が
向こうの方に見えて来ました



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干潟の中に作られた
ティルホウラエイへ向かって走ります

この道路はどうやら
ごく最近できたようです



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此処で行き止まりです
駐車場らしき場所に停車しました

此処から海の方向に歩き
目当ての場所へ

結構先にあるようです



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ビュースポットまで来て振り返る
下の方に駐車場が見えました



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さて今日最後の観光地
ディルホウラエイです

アイスランド最南端の岬
大変美しい風景です



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此処は水鳥の生息地でもあり
色んな鳥を見る事が出来ます

それにしてもアイスランド
観光客が余り多くないので
のんびり観光できます



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岬とは反対の方向
結構美しい景色です

太陽が雲間に隠れ
幻想的な風景



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すでに6時を回っているので
そろそろ宿に向かいます

また1号線迄引き返し
へと走ります

途中にあるヴィークの町は
観光せずに通過します

もうすぐ宿に着くはずです



クリックで拡大します ヴィークの街を通りすぎて直ぐ
宿の大きな案内板が目に入りました

指示どおり脇道へ入り
宿のフロントを探します

広い敷地の中を進んでいき
フロントらしき建物の前で駐車

を降りて見に行った
やはりここがフロントでした

7時過ぎ宿Hotel Katlaに到着



フロント自分たちの建物の番号を聞き
部屋の鍵をもらい
でその建物に向かいます

部屋に入り少し落ち着いてから
冷えた体を温める為シャワーを浴びました

到着時に予約した時間になり
夕食をする為レストランに向かいます

夕食はビュッフェでアラカルトは有りませんでした

アイスランド初日の観光は
今まで見た事の無い様な景色の連続
驚きと感動の日となりました

時間は夜の11時近く
しかし窓の外は未だ日没前のように
結構明るいので
カーテンを閉めて眠る事にします


明日はどんな驚きや感動
出くわすでしょうか



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