3日目(7月12日 日)


オドビス → トマール
(下線文字をクリックするとその説明、写真をクリックすると大きな写真に変ります)



今日は今回楽しみにしている観光の一つ
タブレイロス祭りハイライトの日です

早目にトマールに着いて
祭り見学を楽しみたいと思います



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8時昨夜と同じ
このホテルのレストラン

早すぎてまだ誰もいません

物音に気づいたのか
従業員が出てきてくれました

私たちの顔を見て直ぐ
朝食のパンを運んできました



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朝食を済ませ出発準備も整え
トマールへ向け出発

旧市街の狭い道
旧市街の出口の門へ向かいます



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旧市街を出て暫くすると
高速道路の案内が出てきました



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300m先には料金所

レーンは料金を支払う必要がなく
止まらず60キロで走る事が出来ます

今回の旅行ではこのお蔭
毎回スムーズな走行が出来ました



高速を乗り継ぎトマールの町まで

トマールの町で高速を降り
暫くすると旧市街に着くはずです

そろそろ旧市街へ入ると思われたころ
ぞろぞろと大勢の人
旧市街へと向かって歩いています

祭りのハイライトは夕方の4時のはず

今はまだ12時前です
それなのにもう既に大勢の人
祭り見学のため集まってきています


大勢の人の波を横目で見ながら
ホテルに向かう道へ入ろうと思った所
なぜだか向こう側の道にが置かれ
進入禁止になっています

仕方なく右折して
別の道からホテルに行こうとしましたが
此処もがあり進入禁止です

丁度目の前に警官がいたので
ホテルへ行く方法を聞きました

さっきの道にいる警官に頼んで
あの柵を開けてもらうようにと言います

またさっきのまで戻り頼んだけれど
ここの柵は開けられないと言います

それではホテルに行くには
どうしたらよいかと聞いてみました

すると旧市街にそった道を大回り
村に入る別の道からホテルに行くようにと
簡単な地図を書き教えてくれました


言われた道を進んでいきましたが
地図が余りにも簡単すぎて判りにくい

迷いながらゆっくり運転していると
バイクに乗った警官が私たちの車の横に止まり
私たちの車の窓をたたきました

交通違反かと驚きながら窓を開ける
その警官は先程道を聞いた人
自分の後に付いてくるように言い
バイクを発進させました



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は私達が付いてくるのを確かめながら
ゆっくり走ってくれます

私達も彼を見逃さないよう注意しながら
狭いオフロードの道を必死で走ります

20分程走った所で彼がストップ
此処からは道路標識に従って走ると
旧市街へ入る道があると言い
さっきの道を帰っていきました



彼に言われた通り標識通りに走っていくと
町に入る道がありました

しかしやはり柵があり警官が立っています

彼にホテルに行きたいと伝えると
その柵を開けてくれました

これでやっとホテルに行く事が出来ます



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走ること数分やっと
Hotel dos Templarios
見えました

ホテルの駐車場はほぼ満杯

空いている所を探し駐車
ホテルのフロントへ向かいます



チェックインをしましたが
まだ部屋の用意が出来ていないので
2時まで利用できないとの事

その時係りの女性
今日は屋外イベントがあり
予約した部屋は外の音がうるさく
ゆっくり眠られないかもしれないので
静かな部屋に替えましょうかと言います

言われた部屋は予約した部屋
タイプが違います

予約した部屋はデュプレックススィート
言われた部屋は大きめダブルルーム

予約した部屋の方が広く
料金も高いけれど返金はなし

少し迷ったのですが
騒がしくても構わないと判断し
騒がしくてもよいと言う意味で
うっかりOKと言ってしまいました

日本式の返事が間違いだったと
その時は気づきませんでした


取り敢えずチェックインはしたものの
部屋は2時にならないと使えません

荷物は車の中に積み込んだまま
取り敢えず市内観光に出かけます




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ホテルから歩いて1分
旧市街の中心へ入りました

道路の両側の建物
紙製の花で飾られ大変華やかです

道の一角が大勢の人
ごった返しています

何があるのでしょうか



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脇道は美しい花のトンネル
大変美しく飾られていました

其々の住民がテーマを決めて
飾りつけをしているようです



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これが今回の祭りで一番人気
その下を通る人で溢れています



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あちこちで祭りの出場者
造花を売っていました



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これも大変華やか人気のある道



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メインストリートは観光客で溢れ
なかなか前に進めません

家の入り口にも
思い思いの飾りつけがされています



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また花を売っている人がいました
記念にと花を買う人が結構います



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この通りは飾り付けが簡単なのか
あまり人気がありません



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アコーデオンを弾いている男性の前で
大人しくが座っていました

お金を入れてもらう為に
空き缶をくわえじっとしています



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サンジョアン教会の広場にきました

何か行事があるのでしょうか
大勢の人だかりです



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広場にどんどん人が集まってきました

何があるのか確かめるために
暫く待ってみる事にしました



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何処からか吹奏楽が聞こえてきて
教会の中から人が出てきました

中に旗を掲げた人が見えます



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今日のハイライトである
タブレイロを頭に乗せた女性が一人
教会の中から出てきました



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彼女は私達の目の前を通り
教会の前の道をへと歩いていきます



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その後を掲げた人が続きます



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旗を掲げた人が次つぎ
教会の中から出てきます



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王冠を持った人が
後に続き歩いてきました



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また旗を掲げた人が

どうやらこの旗は村の
それぞれの地区の旗のようです



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王冠もそれぞれの地区
代々伝わるもののようです



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もう20ほど旗と王冠が
通り過ぎたでしょうか



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行列の最後
別の楽団の行進が続きました



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行進が終わりました

観光客は思い思いの方向に散らばり
広場は少し静かになりました

私達も賑やかな通り
に向かい歩きました



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花が通りを華やかに演出
歩いている人々も浮かれ気分です



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全ての脇道が花で飾られています



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この道も大勢人だかりです



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大通りに出ました

この道の突当りがパレードの
出発ゴールの地点です



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道の一角でさっき
タブレイロを乗せ歩いていた女性
観光客の要望に応じていました



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露店で買ったサンドイッチを持って
大通りを川の方向へと歩いて行きます

川の手前で噴水を見ながら
サンドイッチを食べる事にします



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大勢の人が4時から始まる
行列を見る席を確保する為
もう既に陣取っています

この辺りで見るのも良さそうですが
まだパレードまで3時間以上あります

とてもじゃないけれどこの炎天下
そんな長時間は待てません



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ロータリー付近には
たくさんの露店が出ています

これはパン屋
物凄い種類のパンが売られていました



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こちらはソーセージ
長い長いサラミです



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川べりを少し歩き
また脇道に入りました

この道の飾り
オレンジと楽譜がモチーフ



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先程行列していた人々が
昼食を食べていました



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此処は花びらが垂れさがり
可憐な雰囲気があります



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また道を曲がると今度は
前とは全く違った飾りつけでした



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暫く歩くと少し大きな道に出ました

この道はで出来た
トンネルがありません



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店の前には洒落た
大きめの花飾りが並んでいました



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道を方向に歩いていくと
さっきの教会が見えてきました

そろそろ2時になるので
一旦ホテルに戻ります



ホテルに戻り部屋のを受け取り
荷物を部屋に運びます

部屋に入った途端
予約していた部屋のタイプ
違う事に気づきました

其処でチェックイン時
静かな部屋とチェンジしましょうかと
提案されたことを思い出しました

うるさくても構わないと言う意味で
うるさくてもOKと言うつもりで
OKを言ったのです

しかし英語では相手の言葉に対して
YESNOを言うという基本
すっかり忘れていました

つまりはっきりNO
言わなければならなかったのです

私のうっかりミス
部屋を交換してくれてしまったのです

部屋自体は結構広く使いやすい

やはり部屋を代えてほしいと言うのも面倒だし
部屋もそれなり広いので
この部屋でよしとすることにしました


祭りのハイライトは4時から
それまで少し部屋で休み
3時前に場所取りの為ホテルを出ます



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3時前になりホテルを出て
教会前の広場に来ました

下調べをした見学予定の場所まで
行くつもりでした



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ところがスタート地点の通りへ行く道が
もうすでに閉鎖されています

無理やり行く事も考えましたが
恐らく見学人で溢れていて
一番前で見る事は出来ないでしょう

この広場がパレードの中間地点
今なら一番前で見られるので
ここで見る事にしました



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教会の向かいの建物の前には
階段状の椅子が作られ
招待客が集まりだしました



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運よく最前列確保したものの
炎天下の中でパレードがやってくるのを
我慢強く待たねばなりません

場所を少しでも移動すると
最前列で見る事は出来ないからです



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4時になりました

パレードが始まったはずですが
ここで見られるのは30分以上になるはず

突然当りが騒がしくなりました

騒ぎの方を見ると人が倒れています
炎天下の為脱水症でも起こしたのでしょう

救急隊員がやってきて処置をしていました



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4時半過ぎやっとパレードを先導する
バイクに乗った警察が来るのが見えました



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遠くにも見えだしました


赤い服を着た人々は救急隊員
あちこち走り回っていました



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行列の先頭を行く警察



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先頭は松明の様な物を持った人



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その後に続くのがバグパイプ



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祭りのシンボル旗でしょうか



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その次に吹奏楽団



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その後に昼に見た旗の列が続きます



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そして王冠の列



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その後神父



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暫く王冠の列が続きます



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やっとタブレイロ
向こうの方に見えてきました



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炎天下の中2時間待って
やっとやっとタブレイロス祭りの
タブレイロを見る事が出来ます

先頭左側
一人で歩いていた女性です



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30分以上も重いタブレイロを乗せ
かなり疲れているのでしょう
必死の形相の女性が多い



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女性をサポートする為に
必ず一人の男性が横を歩きます

女性のサッシュの色と
男性のネクタイは殆ど同じ色

どうやら地区によって
色分けされているようです



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女性のサッシュ
左側を歩く人は左に結び目
を歩く人は右側に結び目が
ある事に気づきました



行列まだまだ続きます

思いっきりタブレイロス祭りを楽しみます



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彼女はタブレイロが重すぎ
担げなくなりました

仕方なく相手の男性
持ってもらう事になり
泣きながらの行進です

見た所15〜16歳くらい
おさなすぎたのでしょうか



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30分以上かけタブレイロの
行進が終わりました

その後数十名の若者の
吹奏楽団の行進が続きました



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その後にがやってきました



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そして飾り付けられた牛車に乗った
可愛い少女が続きます



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その後に幼い女の子の牛車

彼女は暑さのためか
泣きそうな顔をしていました



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牛車の最後は男の子

彼は沿道の観光客
愛想よく手を振っていました



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パレードの最後尾
私の目の前を通り過ぎました

しかしまだ広場を歩いている
タブレイロの女性達が見えます



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タブレイロの女性達は広場を一周
自分達の定位置に落ち着くようです



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やっと行進が終わったようです

タブレイロを頭に乗せた女性が
見えなくなりました



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暑い中歩き相当疲れたのでしょう
ほっとした表情です

うっかりを持ってくるのを忘れました

しかし此処を離れ買いに行くと
場所を取られる
我慢せざるを得ません



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司祭の説教が始まりました

ポルトガル語なので
何を言っているのか判りません



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司祭の話を聞いている人
余りいないようです



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中には疲れて
座り込んでいる女性もいます



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司祭の説教の後に行う
一連の儀式が終わったようです



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再び行進が始まりました

先程歩いた道を引き返し
出発地点へ戻るようです



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女性達が一斉
タブレイロを頭に乗せました



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引き返しての行進です

行進の順番は行きと同じ
先頭はやはり彼女です



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充分な休憩があったからでしょう
皆大変にこやかな顔をしています



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急に強い風が吹き
頭に乗せたタブレイロ
飛ばされそうになりました

二人で必死に押さえています



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頭からずれたタブレイロを
男性が元にに戻しています

30キロ以上あるタブレイロ
女性一人で戻すのは無理なのでしょう



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タブレイロの女性達
全員目の前を通り過ぎました



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最後に牛の行進

これで私達の前から
パレードは過ぎ去っていきました



パレードはまだ続いていて
出発地点へ行けば見られるはずです

しかし3時間半炎天下の中で立ちっぱなし
そんな気力はありません

時間は既に6時半
ホテルに帰って休みます



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ホテルに帰る途中見た脇道
誰もいません

あれ程賑わっていたのに
ひっそりと静まり返っていました



ホテルの部屋で汗を流し
さっぱりしました

疲れたので夕食
ホテルのレストランで食べます


予約していなかったのですが
早くレストランに行き正解でした

その後次つぎと客が来て
あっという間に満席です

大混雑のレストラン
なかなか料理が来ません

その代りのんびり
夕食を楽しむことが出来ました



見ごたえのある祭り見学が出来
大満足の日でした

明日この町
一日かけてゆっくり観光する予定です



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