2日目(7月23日)


バンコック より アスコリ ピチェーノ まで
(画像をクリックすると大きくなります)


夜中の12時前ローマ行きの飛行機に搭乗




クリックで拡大します この飛行機はかなり古い型
10数年前から飛んでいます

2年前にストックホルムへ行く時も
同じ型の飛行機でした

その時この座席はプレミアエコノミー
今回のファーストビジネス

ファーストクラスはありませんでした



クリックで拡大します 今回は「エコノミー」「ビジネス
ファースト」と座席のクラス分け
戻ってしまっていました

その為ビジネスのリクライニング
他社に比べかなり悪い

多く航空会社が座席の快適さ求める中
タイ航空は以前の状態に逆戻りです

その分他社より料金が安いので
文句は言えません



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さて真夜中の夕食のサービスが
始まりました

真夜中なのでお腹もすかない
思っていたのに不思議と食べられます

たっぷりワインを頂いたので
食事が終わる
いつのまにか寝ていました



何度か体が痛くて目を覚まし
イタリア時間の2時過ぎには
とうとうはっきり目が覚め眠られません

やはりリクライニングの悪い座席は
年と共に眠るのが辛くなってきています

到着1時間半前に
朝食の準備が始まりました

朝食を終え暫くして朝の7時前
レオナルドダビンチ空港に到着

簡単な入国審査を終え荷物を受け取り
レンタカーデスクに向かいました

ところが朝が早く
レンタカーデスクは開いていません

待つこと30分余りやっと受付開始です

事前に予約をしていたので手続きも簡単に済み
車のある駐車場へ移動しました

今日のに荷物を積み込み
ナビを装備し最初の目的地を入れ
いよいよ出発です

を見るとなんと雨模様
週間予報では快晴続きだったので驚きです

やはり雨男雨女なのでしょうか。。。
少しがっかりです

気を取り直し最初の目的地ティヴォリ
ヴィラ・デステの庭園を目指します

小雨の中1時間余り走り
ヴィラ・デステに到着
はうまい具合に上がっていました

駐車場に車を停め
駐車券購入して車の中に置き
修道院を目指します

少し道に迷いましたが
直ぐその修道院は見つかりました




クリックで拡大します ところが辺りはひっそりして
入口は閉ざされています

そばにいた村人に聞いてみました

イタリア語で説明してくれるも
イタリア語の判らない私達は
意味がはっきり理解できません

祭りがどうとか言っているようです

どうも祭りの為今日は休館のようです



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休みなら仕方がない
諦めて次の場所に移動します

ガイドブックには書かれてない
休館日などに不思議
ぶつかることが多い私達です



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ガイドブックの旅のイタリア語ページで
村人がしきりに言葉にしていた
ドゥマーニと言う言葉が明日だと判りました

つまり明日は祭り
その支度で今日が休館だったようです

ティヴォリ高台から
周りの景色を眺め出発



次に向かうのはヴィッラ・アドリアーナ
ハドリアヌス帝の別荘です

車を走らせること10分あまり
別荘のほんの近くまでやってきました

ところが別荘にナビを入れているのに
その道は一方通行で行けません

何度別の道から行こうとチャレンジしても
ナビに同じ道へと修正され
どうしても目的地に近づけません

どうやらこの道は最近一方通行変更されたようです

私のナビにはこの変更が入っていない為
別の道を指示しないようでした




クリックで拡大します 仕方なく果物屋向かいの無料駐車場に停車し
道標に従い歩くことにしました

20分ほど歩きましたが
まだ見えてきません

不安になり道で雑談していた
お年寄り達に尋ねました

彼らは其のままあっちへと向こうを指さし
英語であと1分だと教えてくれました



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やはり1分程で別荘の駐車場に着きました
駐車場にはが殆ど有りません

やはりナビでここに到達するのは
難しいようでした

駐車場の道の向かい側に
広い邸宅が有り入口まで真っ直ぐ
糸杉が植えられていました



クリックで拡大します 別荘の駐車場からさらに歩き
チケット売り場に到着

チケットを買って門の
別荘は広い広い敷地
から延々と長い上り坂が続きます

かなり歩き疲れてきましたが
我慢して歩きます

道端にオリーブが植えられ
がなっていました



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坂道を歩くこと5〜6分
やっとここの案内の建物に到着

その向こうの広大な敷地
別荘跡点在しています

簡単に言ってしまえば長い年月の後
がれきになってしまった屋敷跡です



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この場所にハドリアヌス帝が作った
彼の理想の町が有ったのです

ただあまりにも崩れてしまい
私には余り感動できません



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それにしてもとにかく広い

これだけ広い敷地に金に糸目をつけず
思い通り建てる事が出来るなんて
さすがローマ帝国の貴族です



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この建物は何を模倣したのでしょうか

詳しい説明書が無いので
私には判りません



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時折ガイドを雇った人々
熱心に説明に聞き入っていました

歴史に興味があればぜひそうする方が
もっとよく楽しめて賢明でしょう



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ガイドブックによるとこれは
恐らく大浴場のようです




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これはエジプトのセラーピス神殿
その門前町を再現させたカノプス

このには何匹ものカメが居ました



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こちらはガイドブックによると
恐らく商店倉庫跡のようです



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此処は商店の続きでしょうか?



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此処は養魚場のようです



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恐らく図書館でしょう

地図を見る限り
これでざっと見学したようです

また先ほどの長い道のり
駐車場まで引き返します

とにかくよく歩きました



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駐車場に戻ったらもう昼過ぎ

近くにあったパン屋オリーブパン
スーパーで牛乳を買いました

今日は無駄に時間を食ってしまったので
簡単にパン牛乳で昼御飯です



クリックで拡大します それでは本日の宿泊地
アスコリ・ピチェーノを目指します

当初イタリア中部山岳地帯
美しい景色の道を走るつもりでした

ところがナビが別の道を指示
その軌道修正手間取り
地図で示された美しい景色の道は
半分しか走る事が出来ませんでした

楽しみにしていたのでかなり残念です



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今日の予定を消化不良のまま走り
6時過ぎやっと目的の町に着きました

旧市街に入り急に道が狭くなり
一方通行が増えました
まるで迷路のようです



クリックで拡大します 今日のホテルHotel Residenza 100 Torri
付近までやってきました

しかし入口駐車場も判りません
車を道に停めホテルを探しました

見つけました!!
小さく名前の書かれたプレート

傍にいるに尋ねるとなんと従業員
ガレージを開けてくれました
何とか無事チェックイン出来ました



この町は中世には町の至る所
が建てられ「100の塔の街
言われていたそうです

このホテルが「100の塔」と言う名前なのは
それが由来なのかもしれないと思います


部屋で少し落ち着いてから
夕食を兼ねて町を散歩する事にしました

今日のホテルはレストランが有りません

事前に調べた口コミで評判の良いレストランへの道を
ホテルのスタッフに聞きました

は地図で丁寧に教えてくれてから
今日は残念ながら定休日だよ」と。。。

「じゃあお勧めレストランを教えてください」と言うと
「ここがベスト」と一軒のレストランを教えてくれました




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先ずはレストランのある場所を確認
開店まで町をぶらつきます

名前を忘れてしまった広場
中央に建つ銅像
誰なのか判りません



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次にポポロ広場へ向かいました

聖フランチェスコ教会

塔が二つあるそうですが
気付きませんでした

しかし写真をよく見る
丸屋根の向こうに
らしきものが写っていました



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カピターニ・デル・ポポロ宮

宮殿のからおじさん
広場をじっと眺めていました



7時半になりレストランへ向かいました
しかしまだ誰もいません

に足を踏み入れて覗いていると
中から従業員が「今オープンしたよ」と
席へ案内してくれました




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好きな席へどうぞ」と言われ
一番落ち着きそうな席へ着きました

メニューを持って来てくれた
彼のお勧め郷土料理を選び
イタリア初日の美味しい夕食です

レストランは私達が帰る頃には
地元の人で一杯になりました



初日から予報に反した休館日
ナビに頼りすぎ却って道に迷ったり
思わぬハプニングが続出したけれど
今回の旅の初日を無事終える事が出来ました

ほろ酔い気分でよろつきながら
石畳を歩きホテルへと帰ります


明日は朝この町を少し見てから
世界遺産の街ウルビーノ
世界遺産のサンマリノ共和国を訪れ
これまた世界遺産の街ラベンナでの宿泊です



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