アモーレ  イ タ リ ア

レンタカーと列車の旅


ベニス、フィレンツェ、ローマそしてイタリアの小さな村を訪ねて
2012年7月22日〜8月8日

チビタの村


プロローグ


旅のルート作り



年明け早々「今年のは長年の希望アマゾンへ」
と漠然と考えていました

ブラジルについて調べる
白い砂漠レンソイスバンタナールなど
興味深い所が一杯あります

早速ガイドブックを購入し
コースまで考え行く気満々でした

ところが計画が煮詰まった所で
主人が「治安は大丈夫?」とポツリ。。

慌ててその事について調べたのですが
何処のサイトも個人旅行はあまりお勧めしていません
おまけに英語がかなり通じにくいようです

う〜〜ん。。。かなり迷いました

治安言語の問題を抱えていくほど
体力に自信が有りません
しかし我儘な私達はツアーで行く気がしません

それならもっとゆっくりブラジルの事を
徹底的に調べてから行く方が良いと考え
今回はブラジル行きをを断念
別の場所を模索しました


さあ何処に行こうか???

アフリカもブラジル同様
治安言語その他もっと下調べをしないと
せっかく出かけても楽しくなさそうです

東欧も考えてみたのですが
以前出かけたハンガリーチェコの食事が
あまり美味しくなかったので
今回は一寸食指が動きません


色々考えて行く内に
イタリアって今まで小さな村を見て回ったことが無い

頭の中で漠然
イタリアにしようかなぁ。。と思っていました


ある日長男の嫁と電話で雑談している時
今年の夏家族でイタリアに行こうかと思っているんですよ」
私達もイタリアに行こうかなぁっと思っていた所
じゃあ一緒に行こうか」と言う事に

クリックで拡大拡大地図へ
息子は休暇を取れる日が
7月28日(土)から8月5日(日)まで
最長9日間です

そこで私達が一足先に出発し
途中長男家族と合流して
一緒に旅行する事にしました

一緒に帰国をする事も考えましたが
私達は関空着彼らは成田着

同じ飛行機に乗る事が出来無い
一緒に帰国する楽しさがありません


私達の飛行機はマイレージ値段を考え
タイ航空に決めた為ローマへもミラノへも
運行日が毎日ではありません

自分達の仕事の都合トランジットタイムの長さを考え
22日(日)関空発翌朝ローマ着で
帰国は8月7日(火)ミラノ発になりました

長男家族は息子以外は初めて行くイタリアです

長男家族と訪れる場所はオーソドックス
ベニス、フィレンツェ、ローマ

私達は3〜4度目ですが
親子三代の海外旅行は初めてですから
それも楽しみです

せっかくだからとピサの斜塔ポンペイ
日帰りで行く事にしました

レンタカーではオートマ大きい車は有りません
彼らとは列車での移動にする事にしました

息子家族とのルートは小さな子供がいる為
遅いイタリア及び早いイタリアを避けて考え
色々な航空会社を検討した結果
ルフトハンザでベニスに入りローマから帰国と言うのが
子供に一番無理の無いタイムスケジュールでした

ベニス2泊フィレンツェ2泊
ローマはポンペイに行くので3泊と言う事で
直ぐ日程は決まりました


今度は私達ルートです

当初は南方面もまわるつもりでしたが
息子たちと合流するのが北のベニスです
南方面は次回お楽しみです

ローマからイタリアの東側をレンタカーで北上
ベニスで息子たちと合流

ローマの空港で息子たちと別れてからは
再度レンタカーで
イタリア西側を北上してミラノから帰国


イタリア地図を広げ世界遺産の場所をマークし
無理なく行けるルートで宿泊地をアバウトに決めました

ただトスカーナの小さな村は訪れたい場所が多いので
その地方では前半2泊後半1泊して
少しゆったり小さな村を回る事にしました






(日付、ホテル名、食事場所をクリックすると詳細ページに移行します)

日付行き先予定ホテル
夕食 レストラン
07月22日
(1日目)
自宅 → バンコック17:20 関空発 → 21:10 バンコック着

00:20 バンコック発 → 

機内

機内食

07月23日
(2日目)
バンコック →

 ローマ→

アスコリ ピチェーノ

06:50 ローマ着 →レンタカー借入 →

ヴィッラ・デステ ヴィッラ・アドリアーナ →

アスコリ ピチェーノ

Hotel Residenza 100 Torri

市内レストラン
Rua dei Notari

07月24日
(3日目)
アスコリ ピチェーノ


アッシジ近郊

アスコリピチェーノ市内散策 → 

アドリア海の美しいリアス式海岸を見る為
アンコーナの漁村近くまで →

アッシジ観光 → ホテル

Castello Di Petrata Country House

ホテル内レストラン

07月25日
(4日目)
アッシジ近郊滞在ホテル → オリビエート観光 →

橋で繋がった丘の上の村 チビタ観光 →

ホテル

連泊

ホテル内レストラン

07月26日
(5日目)
アッシジ近郊 →

ラヴェンナ市内

アッシジ → ウルビーノ →

ラヴェンナ旧市内ホテル →旧市街観光

M Club

新市内トラットリア
Al Rustichello

07月27日
(6日目)
ラヴェンナ →

マントヴァ

ラヴェンナ →

サンンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂 →

サッビオネータ → マントヴァ観光 →

マントヴァ新市内のホテル

Residenza La Villa

旧市内オステリア
Fragoletta

7月28日
(7日目)
マントヴァ → ベニスマントヴァ旧市街地散策 → ヴィツェンツァ →

ヴェニス空港 →レンタカー返却 →

息子家族と合流 → 水上タクシーにてホテル

Hotel londora Palace

テイクアウト品を部屋にて

7月29日
(8日目)
ベニス滞在終日市内観光 連泊

市内レストラン
Bistro De Venise

7月30日
(9日目)
ベニス → フィレンツェ10:27 ベニス発 → 12:35 フィレンツェ着

ローカル列車 →ピサ 観光 →ローカル列車 →

フィレンツェ市内 ホテル

JK Place

市内 レストラン
L'Osteria de Giovanni

7月31日
(10日目)
フィレンツェ滞在終日市内観光 連泊

ルームサービス

8月01日
(11日目)
フィレンツェ → ローマ10:43 フィレンツェ → 12:14 ローマ着 →

送迎の車でホテル → ヴァチカン市国観光

Majestic Hotel

市内 ☆☆レストラン
Oliver Glowig

8月02日
(12日目)
ローマ → ポンペイ

→ ローマ

ホテル → 9:00ユーロスター → ナポリ →

ヴェスビオ周遊鉄道 → ポンペイ観光 →

ヴェスビオ周遊鉄道 → ナポリ →

市内ピッツェリア → 17:50ユーロスター →

ローマ → ホテル

連泊

ナポリ市内 ピッツェリア
Da Michele

8月03日
(13日目)
ローマ滞在終日ローマ市内観光 連泊

市内オステリア
De Gustibus

8月04日
(14日目)
ローマ→

コッレ ディ
ヴァル デルサ

ホテル発 → ローマ空港 息子家族帰国

レンタカー借入 →ピチグリアーノ →

モンテプリチァーノ → シエナ →

コッレ ディ ヴァル デルサ

Palazzeo San Lorenzo

旧市内 ☆☆レストラン
Giovanni Trovato

8月05日
(15日目)
コッレ ディ
ヴァル デルサ →

キャステル
アルクアット

コッレ ディ ヴァル デルサ サンジャミーノ →サンジャミーノ

キャステラクアット

Casa Illica

旧市内タベルナ
Falconierre

8月06日
(16日目)
キャステル
アルクアット →

ヴェルガモ近郊 ブルサボルト

キャステラルクアット → 近郊の美しい村 → 

クレモナ → ベルガモ観光 → ホテル

Da Vittorio

オーベルジュ内
☆☆☆レストラン

8月07日
(17日目)
ブルサボルト →

ミラノ空港

ホテル → ミラノ空港 → 14:05 ミラノ発 → 機内

機内食

8月08日
(18日目)
バンコック →

自宅

05:55 バンコック着 → 08:30 バンコック発 →
16:00 関空着 → 自宅
自宅

機内食


利用ホテル一覧 及び ホテル公式HP はこちらです → ホテル一覧と写真へ





航空券手配

私達の航空券



私達はコンチネンタルのマイルを貯めています

昨年の秋コンチネンタルがユナイテッド合併
スカイチームからスターアライアンスに変わりました

飛行機はアライアンスのメンバーから選ぼう
調べた所乗り継ぎ時間の短いのは
ルフトハンザタイ航空でした

座席仕様ルフトハンザの方が良いのですが
料金を調べた所ビジネスクラス
タイ航空の方が二人で20万以上安い

タイ航空もローマ着ミラノ発にすると
乗継の時間が短くてすみます

かなり迷った挙句安いタイ航空に決めました

座席がフラットで無い部分は我慢することにし
4月にタイ航空のHPから
主人のカードで決済しました

タイ航空大韓航空などでは
ネット予約の際に利用したカード
当日持参しないとチェックイン出来ません

旅行日程もほぼ決まった6月のある日
カード会社から電話が有り
主人のカードが不正使用されたようなので
カードを新しく変えると言われました

1週間後新しいカードが送られてきました
そのカードは末尾三ケタが前のカードと違っていました

当日チェックイン時に主人のカード提出を求められ
主人のカードを出すと数字が違うので
チェックイン出来ないと言われました

そこでカードの番号の違う理由を説明しましたが
まだ納得してもらえません

たまたまそのカードは夫婦で入っていて
主人と末尾4ケタ以外は同じ番号でしたので
やっと納得してもらえて無事チェックイン出来ました

帰りもこの件で一悶着が有りましたが
行きの搭乗履歴無事チェックイン出来ました


アジア系の航空会社では
決済時のカード提示を求められることも有りますので
私達のようにもしカードが変更した場合
事前に連絡をしておく必要性を痛切に感じました


息子家族の航空券



息子たちはマイルを貯めていないので
どの飛行機でもかまいません

ベニスまで運行している飛行機
殆どがヨーロッパ系になります

最初にローマ着ベニス発ベニス着ローマ発
どちらが良いかを調べた所
ベニス発にすると殆どの便は早朝出発になります

小さい子供がいるので無理のない範囲と言う事で
ベニス着ローマ発にしました

先ずアリタリアを考えたのですが
アリタリアだとミラノ経由のベニス着です

と言う事はミラノでいったん荷物を受け取り
国内線へ行き再度荷物を預ける面倒さが有ります

成田からベニスまで荷物を受け取らずに済むのは
の航空会社の方がよいと考えました

此処でベニスに到着する時間を調べた所
ルフトハンザが一番早く夕方4時台着です

他の飛行機はもっと遅い到着となる為
小さな子どもにとっては時差もあり苦痛です

その結果ルフトハンザに決定

航空券はルフトハンザのHPから購入しました

ルフトハンザのチェックイン
カード提示は必要有りません

予約時に登録したパスポート
簡単にチェックインできます



ユーロスターチケット手配

今回子供たちとは列車の旅になります

イタリア国鉄の予約サイトから予約すると
少し安くなるのでTRENITALIAから予約しました

この予約サイトは結構面倒です

今回6名での旅行なのですが
一度に予約できるのが4名まで

二度に分けて予約しなければなりません
同じ列車は一日に一度しか
同じカードでの予約が出来ないのです

そこで最初の4名の予約は主人名義のカードで
そして残りの2名分私名義のカードで予約しました

この予約の際メンバーになってから買うか
一般で買うか選ぶことが出来ますが
メンバーになっても同じ路線一日に一度しか買えません

メンバーになるのも面倒だと思い
一般買う事にしました

予約を指示に従い進めていき
カード情報も書き終えオーケーを出すと
予約完了の場面に変わります

この時このページを印刷するか
もしくはリカバリーコードを書き留めておかないと
大変なことになる事が有ります

予約完了が済むと同日もしくは2〜3日後
メールでEチケットが送られてくるのですが
たまに1週間たっても送られて来ない事が有ります

メンバーになっている場合は
メンバーログインで大丈夫なのですが
メンバーでない場合このリカバリーコードが無ければ
問い合わせも出来ないのです

私の場合も8つチケットの内
5日以上たっても4つメールが来なかったのです

そこで何度カスタマーサービス
リカバリーコードを記入して催促をしましたが
其の内3〜5日後に送られてきたのが2度です

心配になりイタリア国鉄の評判を調べると
そのいい加減さで困っている口コミの多い事
私だけではなかったのです

その口コミの中で偶然
国鉄のHPには書かれていない
問い合わせメールアドレスを知りました

早速メールでリカバリーコードを知らせる
次の日にやっとメールが送られてきたのです
これが予約して10日後の事でした

さすがイタリアと妙に納得しました



送迎手配

ベニス空港⇒ホテル間



水上バスと言う手もありますが子供がいるので
ホテル前まで直行してくれる水上タクシーの組合に依頼しました

5人まで同一料金一人増えるごとに10ユーロ加算
10名まで乗る事が出来ます

日本語のページもあります


ローマテルミニ駅⇒ホテル間



最初は地下鉄で行くつもりでしたが
子供がいる事と荷物の重さを考え
タクシーにしようとも思いました
しかし評判のよくないイタリアタクシー
おまけに6名だと2台に分乗しなければならないことを考え
ネットで色々な会社を検討しました

最終的にTiber Limousine Serviceを選んだ理由は
料金が良心的な事とトリップアドバイザーの口コミの良さでした

日本語対応のメールアドレスが有ったのでメールをすると
2時間後に日本人スタッフから日本語で返事がありました
その素早い対応としっかりした返答内容で即決
子供を含む6名50ユーロ(市内一率のようです)


ホテル⇒ローマ空港間



勿論同じ会社に依頼
こちらは75ユーロ

これらの料金には駐車場料金チップなど
全て入っているので別料金は発生しません
支払いは運転手にその場でカード決済です



チケット購入

ウフィッツィ美術館



当日チケットは1時間以上並ばないと
駄目な場合もざらにあります

そこで時間節約の為
Uffizi Tickets Reservation から

事前購入しました


当日は火曜日と言う事もあり
3時間待ち状態でした



ピサの斜塔



チケットは当日でも購入できますが
一度に登る人数が限られているので
希望の時間に登れるとは限りません

下手をするとその日一杯
登る事が出来ない可能性もあります

私達は確実に上りたいし
ピサでの滞在時間も限られているので
何時登れるかわからないのも困ります

其処でチケットを事前に
サイトから購入することにしました

ネット購入の場合当日窓口購入より
一人につき2ユーロ高くなります

残念なことに登る事が出来るのは8歳からです
下の孫は階段嫌いの主人
下で一緒に待つことにしました

職員の先導によるツアー形式
一度のツアーでのネット予約は10名です
それ以外は当日購入です

予約は45日前から受け付けています


やはり当日3時過ぎに受付に行くと
今から買えるチケットは6時半からのものしか
残っていませんでした



ホテル選び

息子たち家族と一緒に宿泊する
ベニス、フィレンツィエ、ローマ
子供がいるので特に安全面でしっかりし
観光移動に便利な立地のホテルを口コミで探しました

子供が小さいので親子が分かれ
子供たちだけの部屋を取るのは無理が有ります

しかし親子4人一緒の部屋はなかなか有りません
私達息子夫婦がそれぞれ3人で寝ると言う事で
ベニスローマのホテルは予約

フィレンツエでは駅に近く観光に便利なホテルが
上手い具合に4人で寝られる部屋が有ったので
息子たちは4人で寝られる部屋
私達は2人部屋を予約



その他私達だけで宿泊するホテルは
宿泊予定場所近辺にあるホテル
口コミサイトとホテルのHPを見て
自分の勘を頼りに決めました


アッシジはその近辺に見所が集中している為
2泊することにしました

最初は旧市内で宿泊しようと思ったのですが
車で10分ほどの場所で
評判の良い
ホテルを見つけました


16日目は最後まで大変迷いました

最初は地中海沿岸にある世界遺産
チンクエッテレ辺りを考え探していました

しかし思わしいホテルが見つかりません
おまけにリゾート地域1泊だけするには
あまりにも未練が残りそうです

そこで思い切って
地中海沿岸に宿泊するのを諦めました

前日のシエナ近郊から次の日のベルガモ近郊までの
中間地点の内陸部で宿泊しようと考えました

色々探している時
イタリアの美しい村キャステル・アルクアット
面白そうなデザインホテルを見つけ即決です


最終日
ミラノから午後2時過ぎに帰国です

位置的に考えベルガモで宿泊するのが
よさそうだと判断しました

最初ベルガモ市内のホテルを検討していましたが
ベルガモからほど近い場所に
ミシュラン☆☆☆のオーベルジュが有るのです

翌日空港へ行くのに充分間に合う距離です

これは此処しかない!!と即決です


今回もホテルのサイトで予約
全てのホテルで素早い返事が有り
ホテルの予約は早い時点で全て終える事が出来ました






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