ルーマニア ブルガリア 旅行記


素朴な村をレンタカーで巡る旅


2016年7月9日〜7月26日



プロローグ


旅のルート作り


地図をクリックすると拡大します


毎年正月明けには
夏の旅行を計画し始めます

しかし今年は仕事の都合
長期の夏休みが取れない
可能性が出てきました

今年の旅行は諦めようかと
考えていたのですが
4月に入り
仕事の運びが順調に進んでいる為
旅行期間を少し短くすると
行けそうだと判りました


そうなると迷うことはありません
行く事に決めました

行き先を決める時
10年前に計画を立てて
ホテルの予約までしていましたが
国を違えて車の乗り捨てが出来ず
行き先を変更した事があります

当時ハンガリーで車を借り
ルーマニアへそしてブルガリアに行き
空港で車を返却して帰国
と言うプランを考えていました

ところがレンタカーを借りる
違う国での車の乗り捨て
出来ない事が判り
ブルガリアルーマニア行きを
しぶしぶ諦めたのです

今回あらためて調べる
ブルガリアとルーマニアの国境
レンタカーで越える事は出来そうです

その上ソフィアで車を借り
同じ場所で返すと問題なく
ブルガリアとルーマニアへ行けます


さっそくプランを練ることにしました



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最初にソフィアに入り
ソフィアで2泊してから
国境を越えてルーマニア

その後ルーマニア
主要な観光地を回り
再度国境を越え
ブルガリアへ入ります

ブルガリアの中の
興味ある観光地を巡り
ソフィアから帰国

15泊の旅行です


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ルーマニアでの観光予定地は
ツアーで必ず訪れる場所をメインに
他は興味を惹かれた場所を追加
ルートを決めました

ルーマニアの世界遺産
宗教関係が多く
訪れる予定の多くがそれらになりました

首都に行くかどうか考えたのですが
治安が悪い上交通マナーも悪く事故が多い
行きたい所もあるので止めました


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ブルガリアはいろいろ調べると
雰囲気が良さそうな小さな村
何か所かありました

それと国の南には
3000メートル近い山があります

小さな村を訪れ
美しい景色の山をトレッキング
ドナウ湿原黒海を見て
琴欧州の生家も訪れたい

これらの希望をかなえる為の
ルートになりました


旅行最終日早朝出発の為
ソフィア空港近くに宿泊することにしました





日 程 表

(下線の付いた 日付、ホテル名、食事場所をクリックすると詳細ページに移行します)

日付行き先予定ホテル
夕食 レストラン
07月09日
(1日目)
関空 →

ソフィア

10:05 関空発 LH741 →

14:45 フランクフルト空港着

16:40 フランクフルト空港発 LH1428 →

19:50 ソフィア空港着 → ホテル

Grand Hotel Sofia

機内食

07月10日
(2日目)
ソフィア滞在 終日市内観光 同じ

ホテルのレストラン

07月11日
(3日目)
ソフィア →

ルムニク ヴァルチャ

ソフィア → ソフィア空港

レンタカー借入 → 国境を越えルーマニアへ →

ルムニクヴァルチャ

Grand Hotel Sofianu

ホテルのレストラン

07月12日
(4日目)
ルムニク ヴァルチャ

→ ブラショフ

ルムニク ヴァルチャ → ホレズ修道院 →

ブラン城 → ブラショフ

Kronwell Brasov Hotel

ホテルのレストラン

07月13日
(5日目)
ブラショフ → デーバ ブラショフ → ファガラシュ要塞 →

フネドアラ城 → デーバ

Villa Venus Boutique Hotel

市内のレストラン

07月14日
(6日目)
デーバ →

シギショアラ

デーバ →

要塞教会 数か所見学 →

シギショアラ 着後 村の散策

Fronius Boutique Residence

市内のレストラン

07月15日
(7日目)
シギショアラ →

マラムレス

シギショアラ → 木造教会 2か所見学 →

マラムレス

Hanul Trilor

ホテルのレストラン

7月16日
(8日目)
マラムレス →

スチャバ

マラムレス → 木造教会 数か所見学 →

スチャヴァ

Villa Alice

市内のレストラン

7月17日
(9日目)
スチャヴァ → ヤシ スチャバ →

世界遺産の修道院 数か所見学 →

ヤシ

Hotel International Iasi

ホテルのレストラン

07月18日
(10日目)
ヤシ → シリストラ ヤシ → フェリーにて国境超え →

シリストラ → ホテルチェックイン →

スレバルナ自然保護区 → ホテル

Hotel Drustar

町のレストラン

07月19日
(11日目)
シリストラ →

ヴァルナ

シリストラ → ネセバル観光 →

ヴァルナ

Graffit Gallery Dezign Hotel

ホテルのレストラン

07月20日
(12日目)
ヴァルナ →

ヴェリコタヴォルノ

ヴァルナ → 琴欧州の生家 →

アルナバシ → ヴェリコタヴォルノ →

市内観光

Hotel Gurko

ホテルのレストラン

07月21日
(13日目)
ヴェリコタヴォルノ →

プロヴディフ

ヴェリコタヴォルノ → トラキア人の墳墓→

カザンラク → バチコヴォ修道院 →

プロヴディフ → ホテルチェックイン →

市内観光

81/2 Art Guest House

ホテル系列のレストラン

07月22日
(14日目)
プロヴディフ →

バンスコ

プロヴディフ →

メルニック → バンスコ

Kempinski Hotel Grand Arena Bansko

ホテルのレストラン

07月23日
(15日目)
ホテル滞在 バンスコ → リラの7つの湖 →

ホテル

同じ

ホテルのレストラン

07月24日
(16日目)
バンスコ → ソフィア空港近く バンスコ → リラの僧院 →

ソフィア空港 → レンタカーを返却 →

ホテル

Best Western Premier Sofia Airport Hotel

ホテルのレストラン

07月25日
(17日目)
関空へ 06:40 ソフィア LH1429 →

08;05 フランクフルト空港 →

13:30 フランクフルト空港 LH740 →

機内

機内食

7月26日
(18日目)
関空 → 自宅 07:20 関空着 → 自家用で自宅へ

利用ホテル一覧 及び ホテル公式HP はこちらです → ホテル一覧と写真へ


航空券手配レンタカー選びホテル選び
物価とお金ドライブ事情食事


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航空券手配

今回は貯まったマイルを使って
特典航空券で行こうと思いました

何時必要マイル数が変更になるか判らないので
今のうち使ってしまおうと思ったのです

しかしビジネスクラスを利用するには
1万マイル程足りません

エコノミーで行くより
ビジネスで行く方が疲れません

ユナイテッド航空のサイトを見ると
マイルを購入することが出来ます

足らないマイルを9万円で購入し
ルフトハンザ航空で行く事に決めました


無料航空券は希望日
取れるとは限りません

サイトとにらめっこしながら
出来るだけ希望の日にちに近い
無料航空券を予約しました

これで9万円追加するだけで
2人で100万円以上もする
ビジネスクラスで行く事が出来ます

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レンタカー手配

今回はブルガリアルーマニアの国境を
2度通過する必要があります

色々な人の旅行記を見ると
レンタカーで国境を越えるには
許可証が必要との事です

経験した人の話によると
エイビスが一番手早く
許可証を取ってくれるようです

しかもオートマ車の種類も多く安い

早速エイビスの日本営業所
電話で予約をしました


国境を越えるには
レンタカー代金の他に
国境通過税として54ユーロ
支払う必要があるようです

これは現地でレンタカー代金と一緒に
支払う事になります


それから許可証作成の為に
国内国際免許証そして
パスポートのコピーを
現地のエイビスに送る必要がありました

それらの手続き
日本のエイビス添付メールを送ると
全てしてくれました


これで予約完了

レンタカー代金
今まで借りた他の国より安く
2週間借りて6万円程です

追加のドライバー
全てをカバーする保険を追加しても
10万円掛かりませんでした


しかし今まで走行距離無制限でしたが
今回は4000キロの制限が付いていました


今回かなり長距離を走ったと思っていたら
帰国して2〜3日たった頃
現地のエイビスからメールが来ました

そのメールには778キロオーバーなので
追加料金116.7ユーロ請求します
書かれてありました

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ホテル選び

ホテルはどちらの国も
それ程多くありません

今回もホテルの大半
トリップアドバイザーを参考に決めました

ホテルのHPで予約ページがあるものは
直接予約をし
それ以外はブッキングコムを利用


どちらの国も宿泊料金安く
殆ど1万円以下で宿泊できます

新しいホテルも少しずつ建てられていて
それらのホテルは若干高い宿泊料金設定でした

新しいホテルの中には
奇抜なインテリアの部屋もあり
旅の楽しい思い出となりました


出発の1週間前
何気なくホテルの予約を確認していると
最終日のホテルの日付を間違い
帰国する日に予約しています

此処のホテルは絶対変更がないと思い
変更不可の料金の安い設定
申し込んでいました

変更してもホテル代の返金はないけれど
日にち間違いなので変更しなければなりません

間違った日にちの予約をキャンセルをし
改めて1日前の日付けで宿泊予約をしました

予約をしなおした次の日
ホテルの予約サイトから
今回は変更しても追加料金はいらない
ホテル側が伝えてきたと連絡がありました

宿泊料金を取られる覚悟をしていたので
本当に嬉しい内容のメールでした

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ブルガリア  ルーマニアの物価

どちらの国も物価は日本の三分の一程度です

宿泊費はブルガリアの方が若干安く
食料品はルーマニアの方が少し安いようでした


物価が安いのは日本の旅行者にとって
大変有り難く気楽に旅行が出来ました


しかしガソリンは日本より高く
当時リッター150円ほど

年収が日本の
三分の一程度であることを考えると
車の維持は大変でしょう




お金 カード



2国ともEU加盟ですが
貨幣はユーロではありません

ブルガリアはレフ
1レフ=約70円

ルーマニアはレウ
1レウ=約30円程度


現金は空港などにあるATM
デビットカードを使い自分の口座から
その国の紙幣を引き出しました

楽天銀行のデビットカードは
何度引き出しても利用手数料無料

必要な分だけ何度も引き出せるため
便利お得です


クレジットカード
ホテルガソリンスタンドなど
殆どの場所で利用出来ました

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ドライブ事情


ルーマニア

運転は右側通行

高速道路   120キロ

準高速道路  100キロ

郊外     90キロ

住宅街    50キロ


口コミによると
かなり道路状態が悪く
スピードがあまり出せないとの事

目的地までかかる時間
ナビで表示されている時間の
2倍はかかると言う事でした


ところが走ってみる
道路整備がかなり進み
新しく作られた快適な道路も多い

ただ北部の山間部
冬雪深く道路が傷みやすいようで
道路補修が追い付かない状態

至る所ででこぼこしていて
補修途中の道が多かった


ルーマニアの人は
大変なスピード狂です

制限速度より少しでも遅い
直ぐに追い抜かれます

たまに制限速度を越えていても
追い抜かれます

これは高速道路のように
片道2車線道路だけではなく
1車線道路でも同じ

対向車が見えないと直ぐ
置い抜きをかけます

1車線の場合
目の前に車が現れ非常に驚きます

少し危険かもと思う曲がり角でも
平気で追い抜きます

対向車が追い抜きをかけて
目の前でこちらの車線
はみ出しているのに気づくと
急いで路肩寄りに走り
衝突を回避します


これらは日常茶飯事なのでしょう
運転技術は大変俊敏
衝突事故は見ませんでした

しかしこのような状況
慣れないとかなり疲れます


高速道路でも馬車が走っています

2頭の馬に荷車をひかせて
荷物人間を運んでいます

を持つことの出来ない人々は
馬車が車の代わりをしているのです


ヒッチハイクもかなり多い

車を持たない人々は
ヒッチハイクをして目的地に行くようで
時折それらの人々を乗せている
光景も見られました

ヒッチハイクをしている人は
若者だけでな乳児を抱いた女性
年老いた男女の姿もありました

年収が日本より低く
その上ガソリン代は日本より高いので
車を持つ事は大変なのだと思います



駐車



大都市以外は殆ど
道路わきに停めることが出来ます




ブルガリア

運転は右側通行

高速道路   140キロ

準高速道路  110キロ

郊外     90キロ

住宅街    50キロ


道路状況は良く
新しい高速道路
どんどん作られているようです


ルーマニアの人よりは
追い抜きは大人しい

追い抜きはルーマニアの人より
少し慎重に行っているようでした


馬車はルーマニアより
少なく感じました


ヒッチハイクもルーマニアほど
見かける事はありません



駐車



ルーマニアと同じく大都市以外は殆ど
道路わきに停めることが出来ます

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食事

どちらの国もよく似た料理が多い


メニューは3種類ほどの
前菜スープもしくはサラダ
牛肉 豚肉 鶏肉 羊
魚はなど2〜3種

その後のページ
郷土料理の欄があります

つまりどちらの国
自国の特徴ある料理
あまり提供していないようです

郷土料理は人気がないのかもしれません

郷土料理のページの後
サイドディッシュとして
ポテト料理野菜の料理などが
10種ほど書かれてあります

パン はサイドディッシュ扱い
注文しないと出て来ないことが多い


ヨーロッパの色々な国で出される
少し古風なウエスタンスタイルが殆どで
同じような盛り付け調理法
あまり特徴がありません

ただ新しく出来たホテルのレストラン
意欲的なメニューも出していて
それなりに頑張っているように思われます


ルーマニアは食べる時に
自分で味付けするようで
塩分少な目の料理も
多いように思われました

牛肉は総じて固く味も悪い

パンはどちらの国も正直不味い

ブルガリアのヨーグルト
日本で食べているのと同じ味

しかしヨーグルト菌が強いのか
旅行中お腹の調子はすこぶるよかった


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